<注意>
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90年代中盤から後半にかけて、個人的にお気に入りの女性アイドルの画像を集める事に執着していた。これは、当時漫画家を目指し漫画を描いていく中での参考資料としての面があった。(実際は漫画家の夢は半分諦めていて、イラストを描く方にシフトしていた)
ネット環境(正確にはプリンターの性能)が低かった為、ネットで画像を漁りプリントアウトする事と、書店やコンビニで雑誌を買い漁る2パターンで画像を集めていた。
そんな中、エロ本(記憶が定かではないが、お菓子系雑誌だったと思う)で「いのうえ梨花」というヌードモデルを見て、その可愛らしいルックスと形の良いおっぱい(薄めの乳輪も最高!)に一目惚れ。
追いかけ様とするも、以後情報は多くなかったし、正直正統派(?)水着アイドルを追いかける方に集中していたので彼女は後回し、という雰囲気だった。
時間が経ち、AV情報を見ていると「高樹マリア」なる女優が目に留まった。一目見るなりいのうえ梨花であると判ったが、驚きはなかった。当時、お菓子系雑誌はAV予備軍的なイメージで見ていたので、逆に彼女位のルックスであれば当然かな、と思ったものだ。
当然の様に彼女の作品は観まくるのだが、正直な感想として大人し目の内容は時代に逆行している様に感じられ、興ざめしてしまった事を覚えている。当時はギリモザ等が流行り出して過激なパフォーマンスが支持されていた。
とはいえ、過激路線とは別に、いわゆる美少女路線が必要である事は理解しているし、彼女のルックスイメージから過激路線はムリだろうとも思っていた。落胆はしたが自分好みのルックスの女の子が裸で演技してくれるのだから、作品を買って応援していた。
良くも悪くも平成バブル終了時のアイドル的ルックスで、売り方次第ではもっと人気が出ても良かった女優ではないだろうか。
当人は後年一般ドラマなどにも出演しているので、おそらくそちらがメインで話が進んでいたのだと思う。
確かにグラビアアイドルから女優へ転身して成功した人も居るし、そういった夢が叶いそうな雰囲気があり土壌も出来ていた時代ではあったが、そこから育つには周囲からの栄養が不足していた時代。未だAVは映像表現としては格下で、AV女優は底辺女優であり、その過去を背負って這い上がる事は、時代が認めなかったのだ。
これは現在も続いている。AV女優がセクシー女優と名前を変えた所で本質的なイメージは変わらず、(一般女優を目指す)AV女優にとってAV出演は暗い過去の様に思われているだろう。(そもそもそんな女優が居るのかは疑問だが)
その証拠に、グラビアアイドルからAV女優になった後、売れた人は居ない。まぁ、グラビアアイドルから売れた人も居ないので何とも言えない部分ではあるが・・・^_^;
しかし、今はセルフプロデュースの時代であり、SNSやYouTubeを使い、自らを上手く売り出して成功できる時代。
そう考えると、つくづく勿体ない女優であったと感じる。
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