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平成になってからＤＶＤが普及するまでのビデオ全盛期は、昭和の美女系ＡＶ女優に代わり美少女系ＡＶ女優が数多く誕生した。
あどけなさが残る所とオタク受けする美形AV女優は、一つのカテゴリーとして確立されたと言える。
この星野杏里は、そんなカテゴリーもある程度安定した時期に登場したAV女優。
ちなみに、このジャンルの創始者と呼べるのは「白石ひとみ」だろう。白石ひとみに関しては別コラムを設けたいが、実際、星野杏里のAVパフォーマンスは白石ひとみのモノと被る部分が多く、正統後継者という位置付けで間違いない。
一見大人しそうな感じの女性がセックスの時に乱れまくる、というある種のギャップ萌えが日本人にはウケる要素だと思うが、それをAV内でパフォーマンスとして表現したのが先の白石ひとみ。わざとらし過ぎる喘ぎ声と激しい腰使いがその特徴。
この星野杏里も同様。そこにプラスして何処か陰のあるルックスが背徳感を醸し出しエロスに上乗せされ、（個人的な）実用度はかなり高かった。(笑)
彼女の活躍以後、ＡＶはジャンル的にも多様化していき、それに合わせたＡＶ女優が出現していく。そんな多様化前の、ある意味判り易い業界で最後に活躍した女優の一人として今回紹介させて頂いた。
