グラビアアイドルの基本は、童顔巨乳である事は常々述べてきている通りで、これは時代が変わろうとも不変の必須要素だと思っている。極端な話、セクシーさは必要なく健康的な色気を発散し続けている事がより重要だ。
暗いニュースが多い世の中でも、笑顔とお色気で和ませてくれる存在。それがグラビアアイドル。穿った見方をすれば、何も考えずにニコニコしているだけの存在は癇に障る事もあるかもしれない。しかし、彼女達の存在は気持ちの潤滑油として必要なのだ。
2018年デビューの沢口愛華は、セクシー路線のグラビアアイドルが幅を利かせる中、青年漫画誌を中心にグラビアで活躍し続ける中堅選手。令和のグラビアクイーンと呼ばれてきたが、そのキャッチフレーズはあながち外れてはいない。
主戦場が青年漫画誌のグラビアというのは、正にグラビアアイドルの正統派として誇れる事である。それだけで爽やかさ=健全なお色気というイメージを打ち出せる。90年代のグラビアアイドル黄金期は、エロ雑誌への露出が多かった彼女達だが、現在はセクシー系と正統派で(雑誌ですら)露出すべきメディアが区別されているのかもしれない。そういう意味では判り易い時代で、ファンも区別して応援するという住み分け出来ている。
こういった正統派グラビアアイドルにセクシーさを求める事はある意味無粋であり、ファン自体も求めていないだろう。確かに性的な妄想を掻き立てる事が売りの職業ではあるが、そうした中2的妄想を掻き立てるだけの存在であり、それ以降の過激路線はセクシー系グラビアアイドルが引き受けるという構図だ。
セクシーへの切っ掛けという存在と考えると寂しいかも知れないが、グラビアアイドルに目覚めたファンは、正統派を含め全てのグラビアアイドルを評価して愛でていく存在になり得る。それは、グラビア界の下支えとして欠かせない存在であり、最初の一歩である正統派グラビアアイドルの存在は重要なのだ。そして、そこで成功する事は自身の成長と共に財産になるはずである。
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