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ギャップ萌え? 「宮崎あみさ」

スーパー戦隊シリーズと呼ばれる特撮ドラマには、主人公チームや敵幹部に女性キャラが居る。2022年から放送された「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」にも存在した。

今回紹介する「宮崎あみさ」は、ドンブラザーズの敵陣営の一人「ソノニ」を演じていた女優だ。

何時の頃からかは判らないが、スーパー戦隊初期の段階から、女性キャラを演じた女優はグラビアで水着姿を披露したりイメージビデオを発売するようになっている。大概は主人公チームの女優なのだが、今回(ドンブラザーズ)は敵役女優がグラビア進出している。(というか、もともとグラビアアイドルだったらしく、役としてたまたま適役だったという事だろう)

ドンブラザーズは、それまでのスーパー戦隊シリーズとは若干趣が異なり、明確に敵と味方に分かれて戦う様な話では無かった。共通の敵がいて敵を倒すスタンスが異なる者同士が争っているイメージだ。そのせいか、主人公と敵チームは、素顔で普通に交流して、コントの様な芝居を演じていたりと、なかなか面白い展開を見せていた。

話しは逸れたが、彼女についてはいわゆる劇中キャラ「ソノニ」のイメージが強すぎて、素顔の「宮崎あみさ」を見た時に、かなりの違和感を感じる。いわゆるキャラ負けしているのだ。それだけドンブラザーズという作品世界感が強かったという事なのだが、今後グラビアを続けるにしろ、女優として続けるにしろ、このイメージの払拭はマイナスからのスタートと考えなければならないだろう。良い役を得られた事は幸せな事だが、そのイメージを引き摺ることなく自分を出して頑張って頂きたい。

とはいえ、現在は各役者がSNSで情報発信していて、そこでは素顔の自分を発信している。それを見ればそのギャップは当然の事として受け入れられ、違和感は薄まっているのかもしれない。

こうした特撮ドラマ女優のグラビア展開は、女優のステップアップとして定着している。穿った見方をすれば、シリーズ撮影終了後のグラビアまで込みで契約している様な気もする。

戦略的には間違っていないだろうが、ともすると、未だに特撮ドラマは子供向けで、その出演者は一般的には認知されない、という事ではないだろうか?つまり、特撮ドラマのネームバリューでは心元ないから一般に名前を売る為にグラビア活動をする、という流れになっているのではないだろうか?

その事実を覆す為には、特撮ドラマ出身者がドンドン活躍するしかない。そして、活躍している時にも特撮ドラマへの愛を忘れずに活動して行けば特撮ドラマの地位向上に繋がっていくだろう。


*ちなみにいうと、現在ニュースキャスターを務める「ホラン千秋」も、その名前で特撮ドラマ「魔法戦隊マジレンジャー」に出演していた。しかも、敵役だ。何か繋がりを感じるが、そういった人が特撮ドラマを下に見たような発言をしない様に活躍して行けば、特撮ドラマの明日は明るい。

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