<注意>
*下記の記事は、アダルトな内容の為、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
「出会い系サイト」というと、どんなイメージを持っているだろうか?
どことなく「如何わしい」というイメージを抱いている人が多いのではないだろうか?そのイメージの多くは「犯罪」に関わりがあるのでは?という疑問からくるものだろう。
実際ニュース等で「出会い系サイトで知り合った男女が・・・」等と枕詞に出会い系を付けて報道しているので、そんなイメージが浸透しても不思議ではない。
また、逆に出会い系サイト経由での「良い話」、というモノはとんと聞いた事が無い。少し毛色は違うが、一時期「電車男」というSNSをモチーフにした恋愛ドラマが流行ったが、それくらいだろう。
そんなわけで、「出会い系サイトのイメージは概ね良くない」=「サイトに登録している人は、ろくでもない人間に違いない」。
一般的にこのイメージは正しい。
では、いくつかの出会い系サイトに登録している私も、ろくでもない人間という事になるが、果たしてそうだろうか?
自分の事を悪く考える自虐的人間は少ないと思うが、出会い系サイトに登録している=犯罪者(とまではいかないまでも不道徳者)と括れるのだろうか?
私は、そうは思わない。
そんな私の出会い系サイト感を述べていきたい。
そもそも私が出会い系サイトに登録した動機を語ろう。
私は出会い系サイトに関しては、先に示した通りのネガティブなイメージを持っていた。つまりそれまでは出会い系とは無縁の世界に生きていた。
そんな私が出会い系サイトに登録したのは、とある女性との別れがあったからだ。
その女性は、勤めていた会社に中途で入社してきたパート社員の女性で、一目見た時に心を奪われた。ルックスはともかく全体の雰囲気に惹かれていたと思う。奇しくも同じ苗字だったという事もより親近感を抱かせた。
ほどなく、その女性とメールアドレスを交換し連絡を取り合う様になった。(SNSはまだ無かった)何度か合コンの様な感じで会社の飲み会をして親密度をUPさせ、SNSの登場でTwitter、line、Facebookで連絡を取り合う様になった。その後、彼女は会社を辞めるが、SNSでのやりとりは続いた。
正直彼女とは深い仲になりたい気持ちはあったが、それよりもSNSでのやりとりが楽しく、お互いの近況を語り合いながら2年ほどが経過した。
そんなある時、急に本当に急に、彼女の方から一方的に「もう連絡を取り合う事はしないで欲しい」と、SNSで連絡が入った。そして、各SNSは悉くブロックされた・・・
目の前が真っ暗になる、とまではいかないが、この喪失感は大きかった。例えは小さいが、毎日楽しく遊んでいたゲーム機とセーブデータを突然目の前で壊された感じだ。
私は彼女となんとか連絡を取ろうとはしなかった。彼女にも何か事情があったのだろうし、同じ地域に住んでいるのだから、どこかで偶然見かける事もあるだろうと思ったからだ。(残念ながら、彼女とはその後顔を合わせる事は一度も無かったが・・・)
その彼女の事情に関して推測するに、既婚者だった為、こうした他の異性との秘密のやり取りが、いわゆる「不倫」関係と憶測される事を恐れたからではないか?と思っている。まぁ、こちら側にその様な気持ちがあったのは確かなので、これについては彼女を攻める事は出来ないし、この事からも男女の秘め事=如何わしい、という出会い系と似たような感覚があった事は確かだ。
暫く喪失感を抱えて過ごしたが、SNSでのやり取りの楽しさの飢えには耐えられなかった。
そこで登場するのが「出会い系サイト」だ。
なんとなく検索サイトで検索し、頭の方にあったサイトに登録するが、いわゆるサクラがジャンジャン連絡を入れてくる訳の分からないサイトばかり。初心者ではあったが、いきなり今(夜中)から会えるかとか、近くに住んでいるとか、あるわけない事は理解していた。
初回無料で貰えるポイントを使いやり取りを開始するも、こんなサクラばかりでポイントを消費させられる。
多くの出会い系サイト登録者の男性は、女性とのやり取りの際ポイントを消費する。課金でポイントを取得するシステムで、サイト内で何をするにもポイントが重要となる。(勿論サイトにより使用ポイントのシステムは異なる)
初期の頃は、とにかく基本無料でやりとり出来る道を模索していた。つまり、SNSのID交換に何とか持ち込もうとあがいていた。
しかし、当然ながらいきなりID交換OK等という軽い女性はおらず、(逆に聞いても居ないのに教えてきたりするのは完全に業者だ)ポイント消費に焦りつつ好感度を上げようと必死にやり取りをしていた。本末転倒な事だが、楽しいやり取りを目指して登録した出会い系サイトで、ポイント消費に焦りつつ楽しくないやり取りを続けていたのだ。
やり取りを続けていく中で、何名かの女性とはSNSのID交換をする事が出来た。
ちなみに、ここまでの道のりで学んだ事は「ポイント課金は当然の様に積み重ねるべし」という事だ。
先にも述べたが、いきなりIDを交換する様な女性は業者確定(女性かどうかも定かではない)だし、(ID交換までの)信頼関係を構築する為にはそれなりにやり取りを続ける事が必須だからだ。そして、ダメだ(脈無し)と悟った時の引き際も肝心。
SNSのID交換をした女性もタイプが2つに分かれる。エロ系か非エロ系かだ。これは、そのままサイト内に集まる女性のタイプと重なる。
そもそも、サイト内に集まる女性は大きく分けて以下の3タイプだ。
①エロ系
②非エロ系
③業者
①に関しては、細分化され
①ー1:エロい日記を書いている。
①ー2:掲示板で「募集」をしている。
①ー3:上記の両方。
となる。
それぞれの解説だが、①はそのままで、日記に下着姿や裸の画像を貼りつけ、自分の性癖等を書いている。また、掲示板でセックスの相手を募集している。この掲示板が、サイトのメインコンテンツであるが、多くの業者が集まるのも事実で取捨選択の目が問われる。(とはいえ、少し考えれば判る事なので場数を踏めばすぐに見極める事が出来るだろう)
注意点として、自分のエロ画像を掲載する人は単純にアクセス数を稼ぎたいというだけの人もいる事。このタイプは、思わせ振りな態度を取る事があるが信用しない様に。
②は、①とは逆で本当に日常を記す人で、毒にも薬にもならないような人が多い。ただ、中には承認欲求の塊の様な人もいて、深く関わると危険な方もいる。
③は、ある意味出会い系サイトの定番で、都合の良い女性を演じポイントを使わせたり、美人局の様な行動を取ってくる連中。美人局は今の世の中減っているとは聞くが、危険な存在である事に変わりはない。これもやり取りを注意深く分析すればすぐ判る。とにかく、冷静に。俺にもワンチャンあるかも!とか妙な勘違いをしながらのやり取りは身を亡ぼす。肝に銘じよう。
多くの男性が、出会い系サイトで求める女性は、セックスが出来そうな女性だ。そして、都合の良い事にタダでセックス出来る淫乱を求めている。
ハッキリ言うが、そんなエロ漫画の様な淫乱女性はいない。・・・ゼロではないが、普通に考えたら居るわけがない。エロ漫画・AVはファンタジーの世界でありフィクションなのだ。多くの男性はこの点を理解していない為、ポイントをケチり、反応の無い無駄なやり取りに憤る。残念だがこうした男性は多く、出会えない、サクラ・業者だらけ等と言いふらし、出会い系サイトのネガティブなイメージを後押ししているように思う。
さて、私は最初は本当にSNSでのやりとりが出来る女性を探していたのだが、とある切っ掛け、というかサイトの毒気(?)に充てられてエロ方面の女性とも連絡を取り合う様になってしまった・・・^_^;
先ずは日記で自身のエロい画像をUPしていた方にアプローチ。この方とはお互い遠方に住んでいたので実際に出会う気はなく、Hな話をSNSで出来たら面白いだろうな、と思っていた。突っ込んだ会話はせず、外堀を埋めていく感じで親近感を高めSNSID交換に持ち込み、テレフォンSEXならぬSNSセックスをする仲に。こちらから指示したエロポーズやオナニー画像を送ってもらいながらの疑似セックスは、中々楽しいものがある。
そして、本丸とも言えるセックスが出来る女性へのアプローチ。
最初に個人的な意見を申し上げるが、サイト内にいる女性で①ー3に該当する女性は、安心して出会いからセックスまで行けるケースが高い。逆に①ー2に該当する女性は、業者率が高く出会いまで持ち込む事にリスクを覚悟する必要がある。
日記には個人の性格がにじみ出てくるので、沢山更新している人ほど性格が判り、リアルな人間として信用出来る。
基本通りやり取りを続け、出会うまでの日取りを決める。その後は、お互いが愉しむだけだ。
さて、先に述べたが①ー3と①ー2に該当する女性の違いは、「安心感」である。両者ともセックスをする事に変わりはないが、1ー②の女性は、いわゆる仕事としてセックスする方が多い。1-③の女性はセックスを含めた出会いを愉しみたい方が多い。この両者の決定的な違いは「お互いが」楽しもうという気持ちがあるかないか?だ。
最初に述べた出会い系の「如何わしさ」の正体の一つは、仕事としてセックスする事を募集している方が(多く)居る事で、それが「安心感」がある良い出会いのイメージを呑み込んでいる事だ。
大人同士が(リスクがある事を)了解の元セックスする事は個人的に問題ない事と考えている。そう考えると①ー3の女性との出会いが出会い系サイトでのメインであるはずである。
何事もそうだが、声が大きい方の意見がまかり通る。正しいと思う事は、声を上げて発信していかなければ何も変わらないのだ。
私は、出会い系サイトは如何わしいと思っている。しかし、良い出会いに巡り合う機会も含まれているのだ。
サイト内の人間模様を観察し、自分の中での一般常識と照らし合わせ上手く利用する事で、楽しい人生が開けるかもしれない。
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