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女子プロレスを語ろう
(個人的に)突発的にブームが来る 「女子プロレス」 に関しては、コラムや試合リポートを書いているが、このコラムでは女子プロレスに関する書籍のレビューを行っていきたい。 ①「プロレスとアイドル」 小島和宏著。太田出版。 東京女子プロレスに所属している4人のレスラーへのインタビューを元に、令和のアイドルと女子プロレスの関係を浮き彫りにする内容。 元々、女子プロレスとアイドル(芸能界)は、親和性のある関係だった。初期の全日本女子プロレスには歌のコーナーがあり、人気レスラーがリング上で歌を披露していた。(ビューティペアのレコードデビューが切っ掛けだろう) また、多くの個性的レスラーがいる中で、いわゆる「推し」と呼ばれる存在もあったと思われる。その時代時代に、ルックス重視の「アイドルレスラー」という存在もあり、上記の「推し活」と合わせると、AKBの先を行っていた感もある。 この書籍に登場する4人のレスラーは、何れも現役もしくは元アイドルという肩書を持つ。昔と異なるのは、女子レスラーが芸能活動を行うのではなく、芸能人がプロレスを行っている、という逆転現象だ。
竜騎士
3月22日読了時間: 2分


変なゲームなら任せとけ!
今回読破したのはこちら。 「変なゲームなら任せとけ!」 でお馴染みの 「データイースト」 (通称デコ)の、初期から「デコカセットシステム」開発後までの会社としての歩みを、当時の社長・社員へのインタビュー記事で綴る内容。 データイーストに関して、個人的にはビデオゲーム制作会社と認識していたが、実際にはビデオゲーム(ピンボールを含む)を軸に、先端技術を応用した多角経営をしていた様だ。 書籍によると、元々は技術屋であった社長が、最先端技術を用いて何か出来ないか?と模索して立ち上げた会社であり、スペースインベーダーブームに乗る形でビデオゲーム市場に参戦する様になったそうだ。元々がビデオゲームを作ろう!という志から出来た会社ではないので、納得と言えば納得だ。 コラムタイトルの「変なゲームなら任せとけ」は、80年代後半(デコカセットシステム以降)に同社が発売したゲームが、他のメーカーとは一線を画す 奇抜さ であったところから、自然と生まれたキャッチフレーズ。個人的には、この 変なゲーム からデータイーストを意識していたので、それ以前の会社の状態について知る事
竜騎士
3月22日読了時間: 2分


謎の書籍
以前 別のコラム でも、謎の雑誌について記したのだが、今回はその第2弾となる。 笠倉出版社から刊行された 「遊人」 という雑誌だ。 まず、書籍のタイトルである「遊人」といえば、有害図書問題でやり玉に挙げられた漫画家だが、彼と関係があるのか不明。不明ついでで、記事の内容も脈絡が無く、何の雑誌かも不明。(一応、彼の漫画や原作アニメの紹介等があり、フィーチャーはされている) 当時は巨乳アイドルブームであり、グラビア誌に元気があった時代。これもそんな感じか?と思い購入(とはいえ、表紙の松田千奈は人気のピークを過ぎていた様な気もする・・・)したのだが、記事はサブカル系の記事が多く、アングラ系(キャバクラ情報等)もあり、カオスな雰囲気。読者の悩み相談コーナーの回答者が 「藤原喜明」 とか、当時でも誰得?という内容。面白そうなコーナー(ピンクチラシ考現学)とかもあるのだが、これだけごった煮だと、読者のターゲット層がまるで分らない。 現在書籍のデジタル化が進み、紙媒体は元気がないのだが、当時は新技術(PHS・携帯電話やプリクラ等)でサブカルチャーのターニングポイ
竜騎士
3月22日読了時間: 2分


ゲーセン戦記
今回読破したのは、 池田稔著「ゲーセン戦記」。 熱狂的なファン層を持つレトロゲームセンター 「ゲーセンミカド」 の店長が、自身の経験を元に如何に苦難のゲームセンター経営を続けて来られたのかを解説する内容。 著者も述べているとおり、現在ゲームセンター(ゲーセン)は危機的な状況である。個人的に「ゲームセンター」とは 「ビデオゲーム」 をプレイする空間であると認識しているが、この様な運営形態のゲーセンはほぼ壊滅状態で、ファミリー・カップル層をメインターゲットとし、クレーンゲーム、メダルゲームが主のアミューズメントセンターが、現在のゲーセンの姿だ。 では、何故この様にゲーセンの形態が変化してきたのか?そして、淘汰されていく古いタイプのゲーセンであるミカドが、何故現在も生き残っているのか? ビデオゲームの進化と共に成長し、その流行り廃りをリアルタイムで見てきた著者が、当時の出来事と共に振り返る内容は、同世代としてはうなずく事ばかり。 そして、東日本大震災、新型コロナウイルス流行と、大きな危機にさらされてきた娯楽施設であるゲーセンを、クラウドファンディングや
竜騎士
3月20日読了時間: 2分


スポーツ&レースゲーム
今回読破したのは 「OLDGAMERS HISTORY VLI16 スポーツゲームレースゲーム熟成期編」 レトロゲームをジャンル・年代毎に解説していくシリーズで1991年~1995年に発売・稼働したスポーツゲーム・レースゲームを解説する内容。 長く続くシリーズで、歴史的資料としての価値というより、読みやすい図鑑的な感覚で楽しめる。 このシリーズは再三述べているが、ページ構成が確立されていて、各ゲームを1もしくは2ページで紹介している。同じゲームでページを繰る必要がなく、見開きで完結する構成は大変読みやすい。 ただ、その為内容的には各ゲームの紹介が尻切れトンボ的であったり、ゲーム内容より発売された当時の世相を語っていたりと、ゲームの資料としては力不足。 それでも、豊富な画像とゲームによってはインストカードや筐体写真という貴重な資料も散見される。また、誰も知らない様なクソゲーを紹介していたりと、ある意味違った驚きもある内容である。 スポーツゲーム、レースゲームは現実同様対人戦をモチーフとしているだけあり、1人よりも友人たちと対戦して楽しむ事で面白さが
竜騎士
3月20日読了時間: 2分


ゲームセンターを10倍面白くする本
かつて、ゲームセンターのゲーム記事を専門に扱うアーケードゲーム専門誌が存在した。その名は 「GAMEST」(ゲーメスト)。 色々な意味で現在でも 「伝説の」 アーケードゲーム専門誌と紹介される事がある。 理由は様々だろうが、この雑誌は私の青春時代と共にあった雑誌であり、この雑誌があったからこそ、今現在、こうしてゲームに関するレビューやコラムを書く事が出来ていると思っている。ここでは、そんな私に影響を与えた雑誌 「ゲーメスト」 について語っていきたい。 ゲーメストとの出会いは高校生の時だ。当時通っていた高校は田舎も田舎で、電車通学だったのだが、1時間に1本という、東京に住んだ身としては恐ろしいダイヤ編成の場所だったので、帰宅時に電車を逃す事は致命的な事だった。 かといって、電車の待ち時間を潰す娯楽施設は皆無(一部はパチンコ屋に流れていたが・・・^_^;)で、唯一時間つぶしで有効だったのが一軒の書店だった。何分、そこしか時間を調整する場所が無かった為、いつしか立ち読みをして時間を潰し、電車に乗り帰宅する、という流れが当たり前のルーティンとなっていった
竜騎士
3月19日読了時間: 14分


未発売
今回読破したのは 「アーケード未発売・未稼働ゲーム大全」 ぜくう著 タイトル通り、未発売・未稼働のアーケードゲームを紹介する内容。 コンシューマと異なり発売情報が乏しかったアーケードゲーム、しかも未発売ゲームを網羅しているというのは、並々ならぬ努力が伺える。 中でもアーケード黎明期からの情報はかなり新鮮である。90年代以降の紹介になると、ゲーメストの情報から名前だけは知っていたが、実際未発売だったというゲームも散見される。 多くは未発売の状況は不明。当時の世相と数少ない証言と資料からの推測が続く。 これは、圧倒的に一般に流れるアーケードゲームの情報量の少なさを考えれば必然である。 貴重なのは、未発売ゲームについての生き証人とも言える、4人の元開発者へのインタビュー。通常であれば、まず聞く事の出来ないアーケードゲーム開発の裏話は良い資料である。 かなりニッチなテーマの書籍であるが、こうした情報も含めアーケードゲームという文化の保存は行われるべき。 ゲームセンターがほぼ絶滅状態の現在、リバイバルやリメイクとして当時のゲームを楽しむ事と共に、こうした資
竜騎士
3月17日読了時間: 2分
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