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執筆者の写真竜騎士

攻略本


ゲームをプレイするにあたり傍らに置いておく頼もしい味方、それが攻略本と呼ばれるものだ。

しかし、現在この文化は斜陽だ。

インターネットの普及で、書籍に頼らずとも情報を気軽に手に入れる事が出来る様になった事が大きいだろう。この事は、そのまま紙媒体書籍の売上低下等の現実に繋がるが、その事は置いておく。


個人的に、攻略本はゲームの攻略の為だけに存在するものではないと感じている。書籍としての価値が重要で、ゲームの魅力を補完する為の重要な要素であると思っている。それは、ゲームの詳細なプレイ方法であったり、設定資料であったり、美麗なイラストであったりといった付加価値からくるものだ。


元々書籍が好きなので、余計にこの様な感情が強くなるのだろう。なので、この攻略本という文化が斜陽である事は実に悲しい事だ。

ゲーム自体は押しも押されぬ重要コンテンツとして世界中で人気があるにもかかわらず、そのゲームの魅力を伝えるべき攻略本は衰退している。

では、紙媒体以外の攻略は人気があるのだろうか?

これに関しては、無数にある攻略サイトの閲覧数を調べる等すれば、ある程度判るのかもしれないが、元々ニッチなジャンルである事を考えると、更に細分化されていく攻略サイトを調べる事は不可能だろう。

また、著作権を考えれば、キャラクターイラストなどの設定が充実しているサイトはほぼ無いだろう。オフィシャルサイトが攻略に力を入れているかといえば、それも疑問符だ。


はたして、攻略本文化は潰えてしまうのだろうか?


ゲーム雑誌とは別の意味合いを持つ攻略本文化は、レトロゲーム同様保護されるべき文化だと信じている。

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