思い出ゲーム10本勝負(17)
更新日:8月29日
このコラムでは、私がこれまで触れてきたゲームの中で、特に記憶に残るゲームを紹介していく。尚、「触れてきた」という意味は、実際に遊んだ、というだけではなく、見掛けただけ、というゲームも含む。まぁ、本当に気になるゲームについて、思い出を語っていく内容がメインとなる。また、各作品に関して詳しいデータ(発売時期等)は述べないし、記憶の希釈で間違っている部分もあるだろうが、ご容赦願いたい。
では、早速行ってみよう!
①「麻雀殺人事件」

日本物産(ニチブツ)が業務用で発売した脱衣麻雀ゲーム。
ゲームセンターに脱衣麻雀は必須のジャンルであったが、セタの「スーパーリアル麻雀PⅡ」登場以降は、脱衣の対象がアニメ調の美少女となって行った。多くの麻雀ゲームが発売されてきたが、極端な話、脱衣対象の女の子グラフィックだけでプレイされていた。
対局画面だけ見ればどのゲームも同じに見えるし、ただでさえニッチなジャンルなので、(脱衣)グラフィックに目新しさが無いとプレイする気にもならないだろう。
これは、私が麻雀をプレイしないので個人的な意見になるが、暇つぶし以上にやり込むプレイヤーは多くないジャンルだった。そこで、単純ではあるがゲームにストーリーを付ける事でプレイヤーを繋ぎ止めようとしたゲームが登場する。このゲームはその中の一つであるが、殺人事件という麻雀と関係無さそうなテーマをくっつけてしまった所がニチブツらしいところ。(笑)
このゲームの思い出は、とあるドライブインにあったゲームコーナーで見かけた事だ。その店舗はトラック運転手をメインに展開している店舗(だったと思う)で、ゲームコーナー以外にも普通に軽食が食べられたりした。大人をターゲットにしていたので、ゲームコーナーのキャッチャー景品に「パンティ」があったりして、それをGETする為に通っていた。(笑)
ちなみにパンティはものスゴい安物で、実用出来るかどうかは甚だ疑問の代物だったが、それでもGETしたパンティに興奮していた・・・^_^;

そんなメイン(?)のキャッチャーの合間に覗いたゲームコーナーに置いてあったのがこのゲーム。当然他の麻雀ゲームや普通(?)のゲームも置いてはあったが、このゲームのデモ画面に登場する「葉子」というコスプレ女子のインパクトが強烈に焼き付いてしまい、思い出となっている。(笑)
②「R-TYPE」

⇑画像は全てsteam版「R-Type Dimensions EX」。
アイレムが業務用で発売した横スクロールシューティング。
このゲームは業務用でプレイした事は無く、PCエンジン版をプレイしていた記憶がある。
当時、PCエンジンはファミコンよりも美麗なグラフィックで、多くのアーケードゲームが移植されていた為、個人的に一目置いていたハードだ。
PCエンジン版は、容量の関係でなんと、Huカード2枚に前後編に分割されて発売された。PCエンジン本体は持っていなかったので、友人宅で遊んでいた。その友人は、テーブルトークRPG仲間でもあり、仲間内でTRPGの休憩時間にビデオゲームで遊ぶ、という不健康極まりない遊びに耽っていた。
PCエンジンのグラフィックは確かに魅力的ではあったし、アーケードゲームの移植があったので気にはなっていたのだが、何故かその後も本体は購入しなかった。(単純に自分で稼ぐ事の出来なかった学生だったからだと思うが・・・)

ゲームは先に述べた通り横スクロールシューティングなのだが、シューティング自体苦手で、しかも縦スクロールよりも苦手な横スクロールシューティングが気になっているのは、シューティングとしてのゲーム性とアイレムらしい玄人向けグラフィックの影響だろう。
ゲーム性に関しては、フォースの存在に尽きる。フォースという無敵のオプションの機体の前後への装着を切り替えるゲーム性が、戦略性を際立たせている。それまでシューティングゲームは敵の弾に当たる=ミスだったが、弾を受けて(地形を生かして)活路を見出すというゲーム性は斬新だった。
そして、それまでのシューティングゲームの敵は機械的だったが、生物的なイメージの敵とそれを補うアイレムの暗めのシブいグラフィック。非機械的な敵はグラディウスでも表現されていたが、よりエイリアン的なグラフィックの質感は、このゲームの世界観を後押しする重要要素だ。
と、苦手なジャンルのゲームではあるが、このゲームならではの魅力が強く印象に残っている。
③「ブラッディロア」

*画像はPS版。
エイティングがアーケードで発売した3D対戦格闘ゲーム。
獣人がモチーフで、各キャラクターは獣化ゲージを溜める事で獣人に変身して戦える事が大きな特徴。獣人になると攻撃力が上がったり、体力が回復したり、特殊なコンボが使えたりと、戦局を変える要素が大きくなる為、戦術的な戦い方をする事がゲーム性。
このゲームの発売時期は、アーケードで対戦格闘ゲームが大ブームで、3D対戦格闘ゲームも数多く発売されていた。また、それらの多くが家庭用にも移植されていた。
私は、このゲームをアーケードでプレイした事は無く(そもそも、勤めていたゲームセンターには入荷していなかったと記憶している)、PS版をプレイしていた。
当時、家庭用でメインに遊んでいたのは鉄拳2or3だったが、飽きが来た頃に中古で購入したゲームの中の一つだ。
操作系はDOA(デッドオアアライブ)に近く、操作に違和感はなかったのだが、キャラクターに大きな魅力を感じていなかった。獣化がメインなので基本怪物同士の戦いとなり、ビジュアル的にはイロモノ的に見える事が原因だろう。ハマって遊ぶ事は無かったが、繋ぎゲームとして記憶に残っている。
ちなみに、ゲーム自体はシリーズ化され4まで発売されているが、初代以降は触った事も実機を見た事もない。(2までは辛うじてゲーメスト(アルカディアだったか?)で情報は拾っていたが・・・)
④「スペランカー」

⇑画像はファミコン版。
アイレムがファミコンで発売したジャンプアクションゲーム。元はブローダーバンド社が開発したPCゲーム(?)だが、もっぱらファミコン版が有名だろう。
業界内では史上最弱主人公という事で有名で、それが独り歩きして「クソゲー」として認識されているのではないだろうか?
しかし、個人的にこのゲームをクソゲーと思った事は無い。
直ぐに死ぬ=つまらない=クソゲーという論法が一般的だと思うが、すぐに死ぬ=つまらない、という公式は当てはまらないと思う。
そもそも、昔のゲームは一撃死が当たり前で、知らなければ即死という事は日常茶飯事だったし、ゲームそのものが高額商品で、一度買ったら最後まで遊びつくす、という気概でプレイしていたモノだ。
少し話がズレたが、このゲームの主人公がすぐ死ぬの理由として、ちょっとした段差で足を滑らせただけでミスとなる、という理由がクローズアップされているが、的確な操作でジャンプアクションを行ってく事がゲーム性なので、この調整に関しては間違っていないと思う。思うに、こんな評判は当時は出回っていなかったように感じる。それ位、当時は普通の難易度だった。
何気にBGMも良く、ステージ構成も良く出来ていると思うし、普通に面白いゲームなのだ。なので、不遇・・・というかネタ的に扱われている現在の状況には違和感を感じている。
⑤「いっき」

⇑画像はファミコン版。
サン電子(サンソフト)が、アーケードで発売したアクションゲーム。
農民一揆をモチーフにした内容で、農民を操り鎌を片手に代官に挑む内容。
このゲームのアーケード版をプレイした事は無く、ファミコン版もそれほどプレイした記憶はない。しかし、「クソゲー」の元祖として記憶されているゲームだ。
このゲームがクソゲーと呼ばれる理由が、一人で一揆というのは如何なものか?という設定上の指摘だったと思う。確かに一揆の意味を考えればそうなるのだろうが、ゲームとして面白くないか?と問われれば、そんな事は無いと感じる。
アクションとしては、武器を投げて敵を倒すという至って普通の内容であり、上記のスペランカーの様に理不尽にミスするといった事もない。
それなのに、クソゲー(=面白くないゲーム)の烙印が初めて押されたという事に関しては、それこそ理不尽さを覚える・・・といっても、このゲームが面白い!というつもりもない。単にクソゲーではないよね?と思っているという話だ。
<続く>



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