今回紹介するのは「The Last Stand Legacy Collection」。
かつてFLASHゲームとして公開されていたTHE LAST STANDシリーズがパックになったお買い得商品。steamにて絶賛発売中。
ゾンビが溢れた独自の世界を1・2はタワーディフェンス、UNION CITYは横スクロールアクションで表現。
正直、1・2は、当時遊んだ記憶がない。代わりにUNION CITYは、随分やり込んだ記憶がある為、UNION CITYをメインに紹介していく。
ちなみに、1・2は、このゲームのオマージュ作品とも言えるFrontline Zed の紹介をご覧いただければ雰囲気を感じて頂けると思う。
さて、UNION CITYは、ゾンビの溢れる世界で主人公が家族を探し、街から脱出するまでを描いた横スクロールアクションゲーム。
*ゲーム内は全て英語の為、雰囲気でのレビューとなります。
ゲームを始めると、モード選択画面となる。
RUN&GUNは重量制限の無いイージーモード、SURVIVORは、重量・空腹・睡眠の要素があるハードモードだ。重量はそれほど気にする必要はないが、空腹と睡眠は意外に面倒。しかし、雰囲気を味わうならハードモードがお勧めだ。
モード選択後、キャラクリエイション画面となり、名前入力・性別・職業を選びスタート。主人公には体力やスキル(格闘・探索)のパラメータがあり、レベルアップと共に各パラメータをUPさせる事が可能。ちなみに、最初に選ぶ職業で各種パラメーターが割り振られる。(職業を選ばなければ、規定ポイントを自由に割り振ってキャラを作る)
また、各能力はアイテムの専門書を読む事で上げる事が可能。(専門書は探索や敵がドロップするものを拾ってGET出来る)
<基本操作>
A・D:左右移動
W:ジャンプ
S:しゃがむ
マウス移動:エイム
マウス左ボタン:攻撃(射撃・格闘武器)
E:インタラクト
Tab:インベントリ
R:リロード
Q:武器切り替え*武器は2つまで持つ事が可能。
G:仲間と武器の交換・倒れた仲間を助ける
F:フラッシュライト
C:ステータス画面
space:武器で敵を押す
<画面説明>
画面左下に体力ゲージがある。敵の攻撃を受けると減少し、ゼロになるとゲームオーバーだ。睡眠や薬で回復が可能。
画面一番下の長いゲージは経験値メーター。レベルが上がったらCキーでステータス画面を開き、パラメーターを上げよう。
画面右下には装備している銃器の残弾数が表示されている。
画面上部中央に皿とベッドのマークが点灯したら要注意。それぞれ、空腹と疲労度が高くなっている事を表示している。
空腹と疲労により近接武器の威力や振りが遅くなるので小まめに回復しよう。空腹は食事で、疲労は拠点での睡眠か薬(けがの時とは別の薬)で回復できる。
道中、マップを探索しながらアイテムを集め会話を通してミッションをこなし物語を進めていく。ほぼ一本道なので話せる人に話しかける事を忘れなければ迷う事はないだろう。
注意しなければならないのは、ゾンビのラッシュ。音楽が変わり大量のゾンビが画面端から攻めてくる。(屋内の場合は天井を突き破り上から大量のゾンビが降ってくる)
このラッシュは、探索マップレベルが上がる毎に攻撃してくるゾンビの数が増える。銃器での押切りが有効だが、弾丸切れの際近付かれるとツラい。
仲間がいれば攻撃をサポートしてくれるが、ラッシュに巻き込まれると倒れてしまうので、カバーしなければならないし、そうすると敵に囲まれる事になる為キビシい所だ。
出来るだけ囲まれない様に画面の端をキープする様に心掛けよう。
また、ラッシュに備え弾丸を温存する為、通常は近接武器での立ち回りを心掛けよう。
ゲーム自体はボリュームも少なくサクッとクリア出来るが、何回もプレイしたくなる魅力がある。カジュアルな作りだが、しっかり世界観が確立されているし、アクションとしてもメリハリがあり、やり込み要素もある。昔のFLASHゲームでこれだけの物を作っていたのだから大したものだし、そうしたノスタルジーもあるだろうが、そこを抜きにしても今ここで復活してくれた事は大いに歓迎したいし、これからもやり込んでいきたいゲームだ。
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