ドットイートゲーム
- 竜騎士
- 1 日前
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ゲームの1ジャンルである「ドットイート」。元祖は言うまでもなく「パックマン」だ。
画面内にある「ドット」(点)を自機であるパックマンを操作して「食べる」=ドット・イート、が語源である。
パックマンが世界的大ヒットゲームとなり、その後雨後の筍の様に発売されるドットを獲得するゲームはドットイート型ゲームと呼ばれる様になったわけだ。
古参ゲーマーである私がパックマンに触れたのは小学生の頃だと記憶している。電子(LSI)ゲームのパックマン(風のゲーム)をプレイしていたが、その前に普通にゲームセンターでプレイした記憶もある。つまり、パックマン(ドットイート型)は、シューティングと並び、TVゲーム黎明期から存在したゲームジャンルである。
ドットイート型のゲーム性は、パックマンでほぼ完成しており、その後に登場するゲームの面白さも変わらない。

「Annalynn」は、2021年に発売されたジャンプアクションゲームだが、ゲーム性は全くパックマンと同じである。画面内にある宝石(?)=ドットをすべて獲得すればステージクリアで、お邪魔キャラは性格(アルゴリズム)の異なるヘビ。赤い宝石を取るとパワーアップし、ヘビを蹴りつけて倒す事が出来る。
画面に判り易くドットが並んでいるので、すぐにパックマンを連想できるが、条件によりボーナスフードが出現したり、数面毎にコーヒーブレイクが挿入されたりと、ゲーム全体の仕様もパックマンへのリスペクトに溢れている。
キャラクターの動きが良く描かれており、キャラを動かす事の楽しさも感じられる良質ゲームだ。

「Donut Dodo」は2022年に発売された固定画面のジャンプアクションゲーム。
こちらもAnnalynn同様パックマンを始祖に持つドットイート型のゲームだ。画面内のドーナツ(ドット)を全て回収する事でステージクリア。パックマンの様に敵に対する逆転要素は無く、画面構成はどちらかと言うとドンキーコングからの影響が見て取れるが、基本のゲーム性は間違いなくドットイートだ。(ちなみに、ドーナツを光る順番に取っていく事でボーナス点が入るフィーチャーがある)
紹介した新しいドットイート型ゲームは、画面構成は異なるがゲーム性は同じである。つまり、面白さも同じなのだ。
TVゲーム黎明期の「ゲームの面白さ」が、全く変わる事なく現在でも通用する。ゲーム性のシンプルさを雄弁に語っているのではないだろうか?
ゲーム性、ゲーム性と呪文のように唱えているが、その正体は、それ程種類も多くないシンプルな存在なのだ。
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