近年は当たり前になってしまって、その存在をスルーしてしまいがちな「ゲームミュージック」だが、ゲームを盛り上げる演出としては勿論、音楽(楽曲)として心に残るゲームミュージックというモノが存在する。勿論、当時プレイしていたゲームの思い出補正は大きいだろうが、それでも良いモノは良い!と自己満足に浸りつつ、思い出のゲームミュージックを紹介していきたい。
①「アフターバーナー」
アフターバーナーは、セガが業務用で発売した体感ゲーム。
ジェット戦闘機を操り敵機を撃墜していく疑似3Dシューティングゲームで、当時はその驚異的なグラフィックと圧倒的な臨場感に度肝を抜かれた。
時期的に映画「トップガン」が流行っていて、気軽にトム・クルーズ気分に浸れたという部分も大ヒットに繋がる要素だっただろう。
そして、ゲームなのBGMはノリノリのギターサウンドで、当時の中高生のハートを鷲掴みであった。
特にメインテーマでもある「FINAL TAKEOFF」は、映画の様なノリで、ゲームの世界に自然に引き込んでくれる。
80年代後半、体感ゲームを発売し続けたセガは、そのゲームとしての面白さと共に音楽も魅力が高く、心に残るGMは多い。
②「SDI」
SDIは、セガが業務用で発売したシューティングゲーム。
ミサイル戦争をモチーフにしたゲームで、敵のミサイルや衛星兵器を撃ち落として自国を守る設定。
恐らく最初に聞いたのは、雑誌付録のソノシートだったと思うが、全体的にもの悲しさが漂うメロディが心に引っ掛かった。ラジオのジングルにも使用されていたし、その頃からずっと耳馴染みがある楽曲だ。
③「ファイナルコマンド 赤い要塞」
コナミがファミコンディスクシステムで発売したアクションシューティングゲーム。
アーケード版「特殊部隊ジャッカル」の移植だ。
コナミのファミコンディスクシステムゲームは、音楽が良いゲームが多数発売されている。このゲームも曲数は少ないが、どの曲も軒並み素晴らしい楽曲だ。この音楽が心に残り、それを聞く為に、昔中古でディスクシステムとこのソフトを買い直した事がある。
<続く>
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