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  • 執筆者の写真竜騎士

放置プレイのススメ

更新日:2023年4月15日

*下記のコラムはアダルト要素を含みます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

ゲームに似ているがゲームではない「ゲー無」については何回か述べてきた。

ゲー無は、大まかに分けて「クリッカー」と「放置型」に分けられるわけだが、クリッカーに関しては専用コラムで紹介をしている。

このコラムでは、もう一つの放置型について紹介していきたい。


放置型は、言ってみればゲー無の王様、「キング・オブ・ゲー無」の一ジャンルだ。

内容は全て同じで、プレイ基準は好みの(見たい)グラフィックであるかどうかのみ、である。

起動後は基本何もせず正に放置しておくだけで良い。

作業としては、ある程度ポイントが溜まったところでエロいグラフィックを開放していくだけ。

ポイント加算のスピードを上げる作業もあるが、コレがゲームと呼べるとは到底思えない。ポイントさえあればどんな組み合わせでも最終的には同じであり、過程を評価されるわけでもない。各ポイントを溜まり具合を調節してスピードを競うとか、そんなゲーム性は皆無。

最終的な目的がエロい画を見る事なのに、何でこんな無駄な時間を使わせるのか?

ゲー無によってポイント加算のモチーフが異なるだけで、やっている事はみんな同じ。これをゲームとして購入させようとする根性が如何なものか?と常々感じている。

売る事は構わない。

何回も言うが、ゲームとして売るな、という事なのだ。

エロゲーと勘違いして購入したら、ゲームでは無かったというのでは、ユーザーとしては騙された感が漂うだろう。売るにしても「これはゲームではありません」(時間を無駄に使わせます)と断わりを入れるべきではないだろうか?(判って購入する分には、一向に問題が無いわけだし)


以下にそんな放置型ゲー無をいくつか紹介していく。


①「OnlyFap」

エロ配信者となり、フォロワー数を稼ぐ名目でポイントを加算していく。

画面左のメニューがポイント加算メニュー。下に行くほど1回のポイント加算数が増加する。

ファンやアフィリエイトを使いポイントを上げていく。先ずはメニューを開放し自力クリックでポイントを上げていく。手伝ってくれるファンやアフィリエイターを開放する事で、以後そのメニューが自動化される。メニューをアップグレードする事で1回で得られるポイントアップや獲得時間を短縮できる。



画像開放は、左メニュー最下段のNEW POSTで投稿する形で追加していく。

ドンドン過激になっていくというわけではなく、前半からアナルセックスなどそこそこ過激な画像や動画が投稿されていく。


②「Sexy Airlines」

専用ページで紹介。


③「Late photographer 2 free」

一瞬シューティングゲームに見えるが、立派なゲー無。

画面上からくる敵をショットで撃ち落とす。

少し特徴的なのは、自機が自動で画面内を動く為狙いを付ける事が難しい。何の為にこの様な面倒な仕様なのかは不明だ・・・^_^;


ショットも数種類あり、画面エフェクトも派手で見ていて気持ち良い。

画面左にスタート時に選ぶ女の子が表示され衣装が変わっていくが、これは得点ごとに変化するわけでは無く時間で変化していく。つまり、シューティング部分と全く関係がない。

一応、特定の敵を撃つ事でコスチュームが増えていく。その取得パーセンテージが中央に表示されている。

そして、ショットは最初からオートモードを選択する事が出来る。つまり、ゲーム起動後、女の子を選択したら後はひたすら派手な画面を衣装コンプリート率100%になるまで眺めるだけ。これがゲー無と呼ばず何というか?


集めたコスチュームや背景を組み合わせて女の子を撮影するモードが存在する。

ただ、女の子は回転も拡大縮小も何もできない。レイヤー効果で衣装が変わるだけ・・・

フリーとある様に、このゲー無は無料だ。

しかし、無料とはいえただ画面をぼんやり眺めて時間を無駄にするだけにインストールしようとするだろうか?

コレが悪質なのは、一見シューティングゲームの様に見せかけている事。グラフィック自体は良い出来なので更に質が悪い。なんで普通のシューティングにしなかったのか?

しかし、これには理由がある。

それは、次に紹介するゲー無に関係してくる。


④「Late photographer 3」

ランダムに配られる5枚のカードをめくりカードを集めるゲー無。

配られて、絵合わせの様にカードを消していったり、ポーカーの様に役を作っていくわけでもなく、ただめくるだけ。

カードにはエピックなどのレア度があるが、基本カードの枠の模様が違うだけで描かれているコスチュームやポーズは同じ。一応、レア度が高いカードは表示された時にカードの画がアニメーションするが、だから何だ?という感じ。

大袈裟でもなんでもなく、本当にカードをめくるだけ。

しかも、最初から全てオートで出来る。

カードが配られる⇒めくれる⇒新しいカードが配られる⇒めくれる・・・

これ何が楽しいのだ?

全256枚のカードだが、段々新たなカードの出現率は低くなっていき、コンプリートには数時間掛かる。その間、何もせず画面を見ている・・・

苦痛以外の何物でもない。

恐ろしい事に、これがゲームとして520円で堂々と売られている。

3とある様にこれはシリーズなのだが、前作の2は無料。

これで興味を惹き、バンドルとして購入させようとする意識がダダ洩れ。

時間の無駄以外の何物でもないゲー無にカネを払う事をしてはいけない!

グラフィックに騙されて、こういったアコギな連中に良い思いをさせるべきではないし、なにより普通にゲームを作っている人たちに失礼だ。

繰り返し言うが、これは買ってはいけない!


続く・・・

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