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執筆者の写真竜騎士

ドラゴンナイト(PC)

更新日:2023年4月2日

<注意>

以下は、アダルト作品のレビューに付き、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

現在PCゲームの1ジャンルとして確かな立ち位置がある「エロゲー」。 このジャンルはかつて美少女ゲームと呼ばれ、後の礎を築いた。そんな美少女ゲームの元祖がこの「ドラゴンナイト」だ。正確には、美少女ゲームと呼ばれたゲームの元祖、だろうか? ドラゴンナイト以前もエロゲーはあった。だが、どれも裏本のような如何わしさがまとわりついていた。殆どの作品が過激なエロ描写をウリにしていた為、実際「177」という発禁処分の作品もあった。(177に関しては、簡単に調べる事が出来るだろう) ドラゴンナイトは、3DダンジョンRPG。 流浪の剣士「ヤマト タケル」(名前変更可)が偶然訪れた女だけの国ストロベリーフィールズをドラゴンナイトの脅威から救うというストーリー。 正直ゲームとしてのバランスは悪い。 敵の攻撃力が決まっていて受けるダメージが同じなので戦闘は作業的だ。 まぁ、コンピュータRPGの戦闘は作業的なモノなので、当時は騙されて面白いと感じていたが。

しかし、このゲームのエポックメイキングな所は、ゲームシステム云々では無い。 実際システム的には簡易一人Wizといった所で、目新しいシステムは皆無。では、何が新しいのか? それは単純にイベントでカワイイ女の娘が沢山登場する、という1点のみだ! エロゲー以外にもビジュアルシーンと称して美麗なグラフィックでイベントを進めるゲームはあった。しかし、ドラゴンナイトはそこにエロ要素、しかも過激では無いお色気的なエロを持ち込んだ所が新しかった。 先にも述べた通り、当時のエロゲー(美少女ゲーム)は(裏)エロ本の様な如何わしさが前面に出ていて、嬉々としてプレイする事は憚られた(少なくとも私はそう感じていた)。 しかし、ドラゴンナイトは爽やかなお色気を打ち出した。ご褒美シーンもエロいというよりエッチ、という感じで微笑ましかった。(もっとも、当時の私には十分刺激的だった)。 この温いゲームシステムとHな女の娘のバランスが、初心者ユーザーには実に心地良いバランスだったのだ。

さて、当時、今や伝説と化した(?)戦うパソコンゲームマガジン「コンプティーク」を愛読していた私(目当ては巻末漫画神星紀ヴァグランツ)は、これまた伝説のちょっとHな福袋も楽しみにしていた。 そして、新作の広告の中で眼を惹く作品がこの「ドラゴンナイト」だった。丁度PC98を買って貰い、友人達と大戦略やファンタジーナイトといったシミュレーションゲームにハマっていたのだが、そろそろ飽きてきたなぁ、というPCゲームに飢えていた所で見つけたモノだったので速購入。 そして、このソフトとの出会いが私の美少女ゲーム道への入り口だったのだ。 ドラゴンナイトの面白さ(この場合女の娘の可愛さ)に夢中になった私はエルフファンクラブに入会。(会員番号は474)会報誌にイラストを送りまくった。

そこで名乗ったペンネームが竜騎士。

そう現在使用しているペンネームだ。 そしてその由来は・・・みなまで語る必要はないだろう。 現在まで使用するペンネームの由来となったこのゲームは、私の心のゲームとしていつまでも心に残るだろう。 <了>

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