<CONTENTS>
◇今回の特集は、タワーディフェンスゲーム。
迫りくる敵から拠点を守るというゲーム性は、最初から背水の陣という緊張感が味わえる。逆転の発想から成長したと言えるこのジャンルは、基本カジュアルに楽しむ事が出来るので、気軽に緊張感を楽しむ為にプレイしてみては如何だろうか?
*迫りくるゾンビを上空から撃破せよ!「Zombie Gunship Survival」
*宇宙人の最新鋭機で地球軍を圧倒せよ!「X-Morph Defense」
*ゾンビの猛攻を振り切り街から脱出せよ!「Frontline Zed」
*ゾンビタワーディフェンスの金字塔!「The Last Stand Legacy Collection」 (注)記事の内容はタワーディフェンスではありませんが、シリーズの紹介として掲載いたします。
*コラム タワーディフェンスの目覚め
◇好評連載
◇巻末4コマ
<編集後記>
シューティングゲームの1ジャンルであるタワーディフェンスゲームの面白さは、劣勢を跳ね返すという逆転の高揚感にある。圧倒的不利な状況を、地形効果を考慮し適正な兵力配置で凌ぐというのは、目標の達成感がより強く感じられるだろう。
シューティングに限らず、ゲームは攻める事が基本作業だが、逆に「守る」という発想のゲーム性がここまで面白いと感じるのは、Mな人間が多いからか?(笑)
半分冗談だとしても、苦戦すればするほど、その逆境からの大逆転のカタルシスは大きくなる。(スポーツが判り易い)
この事から、ゲームは達成感のカタルシスを味わう事が目的の一つという事が理解できる。攻めていても守っていても、勝利という達成感は同じであり、目線が違うだけなのだ。
ゲームの面白さの一端を理解できる、という時点で価値のあるジャンルだと思う。
*ゲームは攻める事が基本、と述べたが、シューティングゲームの元祖とも呼べるスペースインベーダーは、完全に守りのゲームである。更に、名古屋撃ちに代表される寸前での逆転要素もあり、この特徴は完全にタワーディフェンスにシンクロする。
ゲーム黎明期の名作ゲームが実はタワーディフェンスだったと考えるとこのジャンルに奥深さを感じないだろうか?
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