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  • 執筆者の写真竜騎士

Model Builder

更新日:2023年4月15日


今回紹介するのは「Model Builder」。steamで発売中のプラモデル組み立てシミュレーター。

作りたいキットを選び、開封。

説明書とランナーが出てくるので、説明書を見ながらキットを組み立てていく。 *ちなみに、キットはストーリーモードを進めていく事で追加されていく。

ランナーからの切り出しも再現されていて雰囲気は抜群。

画面右下の説明書を見ながら組み立てる。

説明書に描かれた部品をクリックする事で、右端に表示されている保管庫内に切り出した部品が選択されるので、細かい部品や似ている部品を間違う事はない。

部品を取り出したらメイン画面で部品を回転させながら、ハイライトされる組み立て部分に当てはめて組み立てていく。

塗装も説明書のツールボタンをクリックする事で塗るべき場所が指定されるので、指定個所をクリックして色を流し込むだけ。

ベタ塗りに加え、エアブラシツールやドライブラシツールで好みにアレンジしていく事も可能で、完成した後も塗りたい部分の色を変えていく事が出来る。

デカールもツールで張り付ける。

ツールに関しては、説明書の他、左上のメニューから好みのツールを選んで使用していく事が可能。

完成したキットは、飾り棚に飾って鑑賞できる。また、撮影ブースで背景や光源を変えてジオラマ風に作品を撮影できる。


一応、ストーリーモードがあり、モデルコンテストや依頼を受けてキットを作り、報酬を得て道具や塗料などをアップグレードしていく。

また、サンドボックスで持っているキットを制約無く作り続ける事も可能だ。


組み立てまでの流れは紹介した通りで、組み立て部分は指定場所に部品を移動させていくだけだが、今のプラモデルははめ込み式が主流なので、違和感は無いと思う。組み立てまではパズルゲーム的に楽しむ事が出来るが、当然実際のプラモデルを作る感覚は味わえない。あくまで雰囲気を楽しむ事が出来るのだ。

個人的にプラモデルを作る趣味は無いので、この雰囲気を味わえる事は面白いと感じる。


プラモデル作成の楽しさは、説明書通りにキットを組み立てる事自体にあると思うが、自分のイメージ通りにキットを塗装していく事も魅力の一つだ。(というか、こちらがメインなのかもしれないが・・・)

ゲームでは組み立て後にも自由に塗装を施す事が出来るので、ともすると組み立て部分が要らない、という考えに陥るかもしれない(パーツの切り出しも自動でできるし)。

ウェザリング・マスキング等の特殊塗装も出来るので、ツールを使いこなせばキットのリアルな出来栄えも期待できる。こう考えると、3Dペイントゲームといった趣が強い事が判るだろう。よく考えれば、プラスチックか3Dデータかの違いで、自分の思い描く塗装を施す、という部分は変わりがないわけだ。

ただ、このゲームは「プラモデルを作る雰囲気」を楽しむゲームなので、そこは実際の手順を踏むのが嗜みというモノだろう。

上記したように、あくまで「雰囲気」を楽しむゲームである為、実際にプラモデルを作る趣味の人からは物足りないだろうし、そもそも趣味のベクトルが異なる。

自分好みに塗装する事を含め、ランナーからの切り出し・組み立てもゲームとして楽しめる人は、長く遊べるゲームになるだろう。

また、今後アップデートでキットのデータが増えれば更に楽しさが増すはずだ。期待したい。


<作例>

「多脚戦車」

基本色を塗り替えただけ。


「局地戦仕様」

基本色塗り替え+デカール。砲台のシールド部分を加工処理して凹凸を付けている。

足元のデカールで少し遊んでみた。


「出撃!」

基本色塗り替え+デカール。蛍光色が手軽に見栄え良く塗れるのはゲームならでは。


「夢の痕」

基本色変更+錆加工で廃棄されたロボットのイメージ。


「例のバイク(笑)」

基本色塗り替え+デカール。発光部分がアクセント。ライトを塗っておけばよかったか。


「サターンⅤロケット」

基本色変更+デカール。ロケットというモチーフは地味だが中々面白い。


「POPな殺し屋」

基本色変更+デカール。拳銃だがポップな色を配色。デカールも同様にポップな感じに。


<続く>

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