今回紹介するゲームは「She Will Punish Them」。
steamにて早期アクセス商品として発売中。
悪魔(サキュバス)を操り、ステージ内の魔物を倒していく3人称視点のアクションゲーム。
<基本操作>(Xboxコントローラにも対応)
W・A・S・D:キャラクターの移動
マウス左クリック:攻撃
マウス右クリック:押しっぱなしでガード(シールド装備時)
マウス移動:視点変更
ロール:spaceキー
魔法1:Q
魔法2:E
走る:left control
取る:TABキー(アイテムの近くで押しっぱなしでメニューが開く)
メイン武器を構える:F1
サブ武器を構える:F2
インタラクト:I
先ず、操るべきキャラクターを作成する。
素体が表示され、肌の質感やルックス、髪型、角や羽のパーツが表示されるので、それぞれを組み合わせ、自分好みのサキュバスを作成しよう。
キャラ作成後、自分の地下宮殿からスタートし、各ステージを戦っていく。
各ステージは訪れる度にマップや敵の配置が変わる仕様で、何度も挑戦できる楽しみがある。(但し、最終フロアは固定)
敵を倒したりマップに配置されている宝箱や壺を壊す事で、アイテムやお金を入手する事が出来る。
入手アイテムやショップでアイテムを入手してパワーアップしよう。
各ステージをクリアすると、一旦地下宮殿に戻る。
生還すればゲットしたアイテムやお金を維持できるが、ステージの途中で力尽きた場合はそれまでの装備やアイテムをすべて失う。
このオールオアナッシングがゲーム性だ。
当然だが、後半のステージ程強力な敵が大量に登場する。
それまでに如何にパワーアップするかがカギ。
序盤の重要アイテムとして、回復薬(赤い薬)と投擲武器がある。
回復薬はいくらあっても良いアイテムで、防御力が弱い序盤は無くてはならないアイテムだ。
投擲武器は3種類(斧・槍・弓)しかないが、どう考えても弓の一択。飛距離と当て易さが段違いだからだ。
どのステージでも投擲武器を持つ敵は厄介な為、こちらも遠間から倒す術を持たないと苦戦を強いられる。
中盤から後半にかけてお金がある程度溜めやすくなってきたら、防御力の高いアーマーを優先的に購入しよう。
尚、単体で最強の防御力(18)を持つアーマーを身に着ける事で、ほぼダメージを受け無くなる。(当然無敵ではなく、敵に囲まれてボコボコになればダメージは甚大だ)
そこまで如何に耐えるか、という事になる。
壁などの地形を利用して、敵を倒しやすい位置に誘導する事が有効。敵は小さな段差にも引っ掛かってくれるので誘導は容易い。
階段等の高低差を利用するのも有効。(但し、階段部分は立ち止まっていると下方向に自動的に流れていくので注意する事)
尚、防御に関してシールド装備時右クリック押しっぱなしでガードが出来るが、本当にシールド部分だけにしか防御効果がない様子。過信しない方が賢明だ。
地下宮殿で家具を揃えて利用する事で、サキュバスのセクシーな姿を拝む事が出来る。
ある意味、コレがこのゲームのキモで、自分好みのコスチュームパターンを作る為にアイテムを集める事になる。
装備が整ってくる後半は単調でかなり楽になるが、序盤から中盤までは緊張感のある戦いが楽しめる。
全体的にカジュアル志向であるが、十分に面白い作品だ。
2020年6月4日にアップデートが入り、内容がグレードアップされた。
主な改良点として、キャラメイクのルックスの種類増加、地下宮殿施設の増加、アイテムへのタレント(特殊効果)付与、等がある。
キャラエディットでは、角と羽を非表示にして通常の人間(?)を作る事も可能。
女性が捕らわれているステージが(3つ)存在し、彼女たちを救出する事で地下宮殿の拡張を行う事が出来る。
ちなみに、地下宮殿拡張には、お金とクリスタルという新たなアイテムが必要。クリスタルは、道中拾う事が出来る。
捕らわれの女性の一人は、その宮殿の拡張工事担当で、残りの2名はそれぞれアイテム復活師、アイテム合成師だ。
アイテム復活師は、ステージの途中で力尽きても、それまで所持していたアイテムを復活させてくれる。合成師は、不要アイテムから新たなアイテムを合成してくれる様だが、詳細は不明。
以前まで装備アイテム欄にスロットはあったが、実アイテムが無かった「兜(ヘルメット)」カテゴリーのアイテムが追加。但し、この妙な仮面しかない。^_^;
アイテムに関しては、武器やリングに、振りの速度加速や移動速度UP等のタレントが付与されている。リングに関しては、今迄防御力のみの数値しかなかったが、各タレントが付いた事で、プレイスタイルに幅が出る。
ストレージの容量が増えた。
今迄は1ページであったが、4ページまで増加。よりアイテムが整理しやすくなった。
各ステージ内の敵の配置や動きが見直され、新しいステージが描き起こされている。
新たなグラフィックポイント(奈落の底)が追加された。これは、地下宮殿の最終増築ポイントとなる。
グラフィックポイントでカメラ操作が出来る様になった。これも、女の子を助ける事で開放される機能。
全体的に大きな不満は無く、良好なアップデートだと思う。
以前の様に、操作中に処理が重くなることも少なくなり、遊びやすくなった。
グラフィックも描き直されており、より感情移入してプレイ出来る。(20/07)
上記後も何回かアップデートが入り、ゲームとしては完成されてきた印象を受ける。
まとめとして、簡単な攻略アドバイスを記していく。
アクションゲームの基本として、敵の攻撃パターンを知る事が要の攻略法となる。
敵の中でも危険な存在は、火炎、毒攻撃を行ってくる存在だ。
火炎は燃焼ダメージで、毒はそのまま毒で時間と共に体力を奪われる攻撃。単体であればそれほど問題では無いが、他の敵と一緒に出てくると体力の低下に気付かず死んでしまう事がままある為注意が必要だ。
火炎は魔法を使う骸骨、毒は蜘蛛がそれぞれ飛び道具としてプレイヤー目掛けて発射してくる。これらは予備動作もあるので避ける事は容易い。
また、格闘戦では緑色のゾンビとグールが使用してくる。これらは攻撃を受けると毒状態となる。
中でも気を付けなくてはならないのはグール。
グールの攻撃は小ジャンプをして飛び掛かるような動作の為、回避しづらい。また、他の動きの速い敵と混合攻撃を仕掛けてくる為非常に厄介だ。
火炎・毒攻撃の変化球として爆発攻撃がある。
歩く死人、住血吸虫が使用してくる。歩く死人は毒・住血吸虫は火炎属性だが、それぞれ倒した時に属性攻撃を周りにばらまきながら死んでいく。これに触れるとダメージだ。これらの敵を倒したら速やかに離れる事。
特殊攻撃の次に厄介なのは飛び道具を使ってくる敵。
弓矢と投げ槍を使う骸骨がいるが、投げ槍がリロード時間が短く厄介。これらの敵は優先して倒そう。
先の特殊攻撃の敵同様、他の近接攻撃の敵と混合攻撃してくる事が多いので注意しよう。
敵はエリア内の何か所かのポイントに集団としてスポーンしているが、ある程度近付かない限り動き出さない。なお、その動いていない状態では魔法攻撃を受け付けないので注意しよう。(但し、弓矢などの物理攻撃は受け付ける)
近接戦闘時は、敵に囲まれない様に立ち振る舞う事が基本だが、ままならない場合もある。
魔法の「フローズン・ノヴァ」を覚えているなら、囲まれた時点で迷わず使う事。
この魔法は、自分の周囲を凍らせて範囲内の敵の動きを止める効果がある。但し、効果範囲は狭い。緊急回避として使おう。
囲まれない方法として、地形を利用した戦い方をマスターしよう。
敵は容易にマップ内の地形に引っ掛かるので、うまく誘導しながら有利に戦おう。
アップデートで、かなり魔法に頼るプレイにシフトしてきた。
ポイントを抑える事で、かなり楽に進めるので是非参考にプレイして頂きたい。(20/11)
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