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  • 執筆者の写真竜騎士

ストリートファイターⅡ


「ストリートファイターⅡ」・・・このゲームに関してはいくつかのコラムで名前を挙げ紹介しているが、ここで改めて単体紹介したい。


カプコンが業務用で発売した2D対戦格闘ゲーム。1レバー6ボタン。レバーでキャラクターの移動、必殺技コマンド入力。パンチ(弱・中・強)キック(弱・中・強)で各技を出す。攻撃を当て合い相手の体力ゲージをゼロにする。2本先取で勝利となる。

と、今更解説は不要な程のゲームである。(2D)対戦格闘ゲームの基礎にして、その後の対戦格闘ゲームブームの最初のビッグバン的作品だ。

Ⅱという事で、当然Ⅰ(無印)があるわけだが、それが無ければこのゲームはなった=無印が最高、という事にはならないと思う。

ゲーム性の話をすればそうなるが、業務用だけの人気ではなくコンシューマ、他のメディアとのメディアミックス、更に全世界での人気と、業界全体に与えた影響力として考えればどう考えてもⅡが優れたゲームである事は間違いない。

このゲームは、業界的に「スペースインベーダー」「テトリス」に次ぐエポックメイキングなゲームであると断言できる。


このゲーム(の筐体)を見た時は「ボタン多いな!」という感想が先ず出た。それまでも無印のテーブル筐体で6ボタン仕様筐体はあったが、個人的に(実機を)見た事が無かったので、実質Ⅱで6ボタン筐体に初めて触れた。

それまでアーケード(テーブル)ゲームは基本2ボタンで、多くても4ボタンだったと記憶しているので、それよりも更に多いボタン数だけで見た目難しそう、と感じた。

ただ、開発の「岡本吉起」氏が自身のYouTubeチャンネルで述べているが、無印のテーブル筐体用6ボタンは発明で、この仕様があったからストⅡは完成系と成り得た事は間違いなく、確かにプレイしてみると違和感なく操作できる6ボタン仕様は発明と言えると思う。

個人的には、ゲーセン筐体仕様のアーケードスティックが無ければ、移植も含め家庭で遊ぶ事は若干しんどく感じる。それだけ、ゲーセンでの6ボタン筐体がプレイしやすかった、という事だろう。

さて、このゲームに関して個人的に思う事がもう一つあり、それはゲームに登場するキャラクター「春麗」について。

春麗はこのゲームに登場するプレイヤーキャラの一人で紅一点の存在。

とかくゲームプレイヤーはオタク傾向が強かったが、特にこのストⅡは美麗グラフィックが受け、アニメ系からファンを引っ張ってくる事に成功していたので、オタク系に受けるキャラがドンドン登場する事になる。これはやがてゲームキャラのコスプレイヤー登場を促し、業界人気を煽る一因となっていく。

そんなブーム牽引の立役者として、このキャラクターの存在は見逃す事が出来ない。彼女の登場以降魅力的な女性キャラは多く登場しているが、どうしても最初のインパクトは強烈に残ってしまうモノで、彼女の存在は忘れる事が出来ないのだ。

そして、御多分に漏れず彼女の魅力に惹きつけられた私は彼女をモチーフにした同人誌を作成した。当時はデザイン系の専門学校に通っていて、友人達に声を掛け原稿を描いてもらいそれをまとめた。(執筆は全員ボランティアで完全に趣味で作った本だ)

即売会にブースがあった友人に頼んで一緒に売って貰ったのだが、ほぼ売れなかったと記憶している。(ちなみに、この表紙は友人の一人の作画。今何をしているのやら・・・^_^;)

制作した同人誌の目次。 イラストは不肖、私DYSRKK(竜騎士)が描いています。

その他全員がペンネームで執筆して頂いているが、この中の「Mr.Mckee」氏は、後に漫画家としてそこそこ成功した方(当然違うペンネーム)で、これは貴重な作品と言える・・・かもしれない・・・^_^;

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