今回紹介するゲームは「古銭プッシャーフレンズ」。steamにて絶賛発売中。
タイトルまんまの、コインプッシャーをモチーフにしたゲーム。
コインプッシャーは、大型ゲームセンターには定番で設置してあるので、見掛けた人や実際プレイした事のある人も居るだろう。
筐体にコインを投入しコインを落とすゲームだ。
<基本操作>
A・D:回収箱の移動。
W・S:視点変更(上下)。
カーソルキー(上下左右):コイン射出口の移動。
spaceキー:コイン射出
このゲームでは、円形の土台の中心に円を描く様に動くプッシャーがある構造。中央の支柱にコインを当てて目的の場所にコインを射出し、下の土台から落ちるコインを回収していく。
自分の持ちコインは画面左上に表示されている。手持ちのコインが無くなるとゲームオーバーだ。
落とすアイテムはコインだけではなく、俵や小判等がある。
俵を回収すると小判や景品が出現する。
数種類ある景品には組み合わせで役(セット)が付いており、揃える事でデフォルトコイン数が増えたりミニゲームの時間が伸びたりと、様々な特典を受ける事が出来るので張り切って回収しよう。
条件を満たすと鬼退治や壺入れといったミニゲームが始まる。
コインプッシャーを実際のゲーセンで遊んだ記憶はほぼ無い。というのも、ゲーセンに通っていた当時はビデオゲームにしか興味がなく、そもそも大型のゲームセンターに行く事が少なかった。
それでも、映画鑑賞後等繁華街にある大型ゲームセンターに寄った時は、店頭や目立つ場所に設置されていたので目についたし、暇つぶしに他人のプレイを(どこが面白いのか判らないと思いつつ)観ていた。
何処が面白いのか判らない、というのは、恐らく単純に店の貸し出す(何にも使えない)コインを増やす事が無駄な事に思えたからだろう。(もしかしたら、店内コインで景品と交換していたところもあったかもしれないが・・・)
それが、デジタルゲームになった途端面白く感じるのは何なのか?
単純に現金を使わない、という事が一番の原因だと思うが、それはつまり元のゲーム性であるコインを落とす、という行為が楽しいという事に気付いたからだ。
落ちてくるコインを回収する、といういかにも庶民的な楽しさ。シンプルだが判り易い射幸心がコインプッシャーのゲーム性だ。
また、コイン射出のコツがテクニックだが、ランダム要素(俵の落下)もあり、更にミニゲームでシューティングやタイミングゲームの要素もあり、初心者でも上級者でも同時に楽しめる。
1人で黙々とプレイするも良し、通信で友人達とワイワイプレイするも良しと、ある意味外出を控える機会が多い現代に楽しむには、もってこいのゲームだと言えるだろう。
*プレイ動画
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