基本無料ゲームは、いわゆるソーシャルゲームのイメージがあるが、それ以外でも発売はされている。ここではどんなプラットフォームでも「課金」する事でなんらかの有利なリターンがあるゲームと定義したい。
基本無料なので、気軽に楽しめる事が特徴であるが、大抵は「無課金の壁」が存在し、ある一定のレベル以降は無課金お断り、というゲームが多い(気がする)。
この無課金の壁を超える為に課金するかしないかは、各プレイヤーの自由だ。課金してまでプレイしたいと思わせるかどうか、ある意味ゲームの本質部分が問われるシビアな作り方が試されると言える。
ただ、現在ではゲームの本質(ゲーム性)というよりも、ゲーム内のキャラ(グラフィック)に対し課金するかしないか、というイメージが強い。一応、課金させる目的があるのでそういったキャラクターは、ゲーム内で強かったり珍しかったりするわけだが、ここまで来るとゲームに課金しているという感じではなく、キャラクターグッズを購入している、という事にならないだろうか?
キャラクターはゲームの重要な要素であるし、間違った方向性ではない。判っているが、ゲームは、遊んで面白い事が基本と思っているので、キャラクターを集めて満足、という部分だけの課金はなんだかな~、と感じてしまう。
先に述べた通り、無課金で遊ぶか課金するかはプレイヤー次第である。更に課金を促す作りを否定はしない。ただ、キャラに頼る事の無い遊んで面白い「基本無料ゲーム」が増えると良いな、と思っている。その為には、「無課金の壁」をあまり感じさせない作りが求められているのではないだろうか?
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