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思い出ゲーム10本勝負(11)

  • 執筆者の写真: 竜騎士
    竜騎士
  • 4月17日
  • 読了時間: 6分

更新日:16 時間前

このコラムでは、私がこれまで触れてきたゲームの中で、特に記憶に残るゲームを紹介していく。尚、「触れてきた」という意味は、実際に遊んだ、というだけではなく、見掛けただけ、というゲームも含む。まぁ、本当に気になるゲームについて、思い出を語っていく内容がメインとなる。また、各作品に関して詳しいデータ(発売時期等)は述べないし、記憶の希釈で間違っている部分もあるだろうが、ご容赦願いたい。


では、早速行ってみよう!


①「サムライスピリッツ」

SNKが業務用で発売した剣戟対戦格闘ゲーム。

発売当時ストⅡとは異なる対戦ツールとして大ヒットを飛ばしたゲームで、第7回ゲーメスト大賞を受賞している。

「SAMURAI SPIRITS」の項で述べているが、このゲームの初代以降のシリーズは、ほぼプレイした経験が無いのだが、その分この初代はNEO-GEO版を購入しやり込んだ。

NEO-GEOのカセットはかなり高額ではあったが、それでもゲーセンでカネを注ぎ込みまくるよりは(トータルとして)安上がりになる、と考えかなり無理をして購入した。逆に言えば、そこまでしてプレイしたかったゲームだった。(当時は本当に万年金欠だったが、本当に食費を削って趣味(ゲームだけではない)にカネを注ぎ込んでいた)

このゲームを含め、当時は数少ないNEO-GEOのゲームをパワープレイしていた記憶がよみがえる。

また、このゲームはBGMも素晴らしく、静と動という日本的世界観を上手く表現していてる。


②「タイムギャル」

タイトーが業務用で発売したLDゲーム。LD(レーザーディスク)は、当時大容量データをやり取りできるメディアで、その長所を生かしたアニメーションデータを利用したタイミングアクションゲームだ。

1レバー1ボタンで、アニメーション表示中に指示される方向やボタンを正しく押していく事でストーリーが進んで行く。


ちなみにストーリーは、タイムマシンを悪用する悪党を主人公である歴史捜査官「レイカ」が、各時代を渡り歩きながら退治するストーリー。


当時、雑誌でこのゲームを知ったが、どんなゲームなのかさっぱり判らなかった。というのも、当然ながら地元のゲーセンには入荷が無かったし、LDに関してもほぼ知識が無かったからだ。しかし、主人公キャラである「レイカ」は、当時のアニメブームに乗った魅力的なデザインで記憶に残っている。

LDゲームという事で家庭用への移植はほぼ無く、気になるゲームではあるがプレイする機会は無かった。

現在(2025年)steamでリマスター版が発売され、存分にプレイを楽しむ事が出来る。

steam版をプレイしての感想は、当時ハマれば大きなインカムが見込めたであろうという事だ。クリアするだけでもそこそこのインカムを要するだろう。そして、この様なゲームは1回クリアしてしまえば、プレイモチベーションは大きく下がってしまう。

しかし、このゲームはミスした時のレイカのアクションがバラエティに富んでいて、クリアと共にミスする事もプレイモチベーション維持の一因となっている。

いずれにしろ、現在プレイしても十分に楽しめる良質ゲームだ。


③「プロ野球ファミリースタジアム」

ナムコ(現バンダイナムコゲームス)がファミコンで発売した野球ゲーム。

野球ゲームの定番的なゲームシステムで大ヒットし、長くシリーズが続き、他機種への移植・開発も行われ、「ファミスタ」の略称で国民的ゲームとなった。

野球というスポーツ自体国民的スポーツなので、こうなる事は必然だったとも言える。現に野球にそれほど詳しくない私も、結構プレイした記憶がある。


このゲームは友人と共に泊りがけで遊んだ。この友人とは、中学時代同じ趣味であったゲーム・漫画を通して知り合い、高校時代にテーブルトークRPGで仲を深めた。高校時代は、互いの家に泊まり合ったりしていたのだが、多くは私が彼の家に泊まらせて頂く事が多かった。(私の両親はそうした事を好む親では無かった)

久し振りに泊りに来た彼を接待する為に選んだのがこのファミスタだった。野球ゲームも講義で言えば対戦ゲームであり、二人で長い夜を過ごすにはもってこいのゲームだったわけだ。


ちなみに、私は基本的にスポーツゲームで遊ばないので、このゲームも初代以降は購入していないし、後のシリーズもほぼプレイした記憶はない。


④「ファンタジーナイト」

システムソフトがPC-98で発売した、戦略シミュレーションゲーム。

システムソフトは「大戦略」という現代戦争をモチーフにした名作戦略シミュレーションゲームを発売していて、簡単に言うと、このゲームはその大戦略のファンタジー世界版。ルールも大戦略同様である。

違いは、ユニットに経験値があり、重要ユニット(ドラゴン・バルログ・ナイト)は一定レベルでグラフィックも変化した点だ。とにかく最強の「ドラゴン(Lドラゴン)」(またはバルログ)まで成長させる事が目標であり、最終形態の両ユニットはほぼ無敵であった。(ナイトが互角に戦えた)


このゲームは、当時所持していたPC-98のゲームとして最初に購入したゲームとして記憶している。(実際は2番目のゲームだが、最初のゲームは雑誌の懸賞で当たった「セイバー」だったので「購入したゲーム」としては最初、という事になる)


また、このゲームは友人を家に招き対戦プレイをしていた。ネットが無い時代なので、PCを前に交互にプレイしていた。結構時間がかかるのだが、それでも友人達と雑談をしながらプレイしている時間は尊いモノだった。彼等とはボードのシミュレーションゲームプレイしていたので、その流れで中間にPCを挟むだけで、感覚的には同じ様にプレイしていただけなのだが・・・^_^;

ボードのゲームはセーブが大変だったが、PCであれば一瞬であり、間違いなく続きがプレイ出来たのも良い思い出だ。


⑤「デッド・トゥ・ライツ」

*画像は全てPS2版。


ナムコがPS2を始め多機種で発売した3Dアクションゲーム。

主人公の警官「ジャック・スレイト」とお供の警察犬「シャドウ」を操り、犯罪組織と戦っていく内容。

一番の特徴は「タイムシフトダイブ」というギミックで、いわゆるバレットタイムを体験できるシステム。ジャンプする事でゲージ(アドレナリンゲージ)分時間が遅くなり、緩やかな時間内は敵を倒し放題になる。一時期の香港映画にありがちな演出を体験出来るわけだ。

とにかく、このシステムが好きで購入した。(ちなみに私はXbox版を購入)

当時は映画を良く観ていたし、ゲームの基になった様な映画は沢山公開されていてちょっとしたムーブメントでもあったと思う。

そして、「デッドオアアライブ エクストリームビーチバレー」をプレイする為だけに購入したXboxで、なんとか遊べるゲームを探していた時に出会ったゲームの一つであった。


もう一つの思い出は、当時彼女が出来てかなり浮かれていたのだが、それでもゲームだけはやめられず、休みの日は1日中ゲームに興じていたし、普段でもデートをするより家でこのゲームに興じたりしていた。というのも、彼女とは職場でほぼ毎日会えていたからなのだが・・・^_^;

話を戻すが、このゲーム、チュートリアルが終わって最初のタイミングゲームが滅茶苦茶難しくて、いきなり諦めかけた思い出もある。ビートマニア系の音ゲーは昔から苦手なのだ。


<続く>


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