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執筆者の写真竜騎士

思い出ゲーム10本勝負(9)

更新日:10月31日

このコラムでは、私がこれまで触れてきたゲームの中で、特に記憶に残るゲームを紹介していく。尚、「触れてきた」という意味は、実際に遊んだ、というだけではなく、見掛けただけ、というゲームも含む。まぁ、本当に気になるゲームについて、思い出を語っていく内容がメインとなる。また、各作品に関して詳しいデータ(発売時期等)は述べないし、記憶の希釈で間違っている部分もあるだろうが、ご容赦願いたい。


では、早速行ってみよう!


①「対戦ホットギミック」

彩京が業務用で発売した脱衣麻雀。

何回か記しているが、私はゲームセンターで脱衣麻雀をプレイした記憶がほぼ無い。というのも、そもそも麻雀のルールを知らないのだ・・・^_^;

しかし、エロは好きなのでプレイしようと試みたゲームも何作かある。

そんな一つがこの「対戦ホットギミック」だ。

何と言っても、ウリである女の子のデザインを「司淳」氏が担当している。これだけでプレイする十分な理由となる。それ程当時は氏の画が大好きだった。


ゲームセンターに脱衣麻雀は付き物で、インカム的にもなくてはならない存在ではあったが、多くはサラリーマン向けにリアル志向の女の子が登場する、ぱっと見地味なゲームばかりだった。

アニメ調は「スーパーリアル麻雀」(シリーズ)の一人勝ちの様相だったのだが、このゲームの登場で流れが変わったと思う。

面白いのは、1Pプレイと2Pプレイで内容が変化する点。

1P時は通常の脱衣麻雀だが、2Pは対戦となり、お互いが毒のあるキャラクター(ジャンレッド・ジャンブルー)となり、仁義なき対決を行う、という頭が悪すぎる設定の勝負を繰り広げる。これは、ゲーメストでの盛り上がりもあり、シリーズ化されていく。(3ではゲーメストライターが登場する)


それにしても、当時対戦格闘ゲームの影響でどこのゲームセンターにも対戦台があったが、このゲーム(に限らず対戦できる麻雀ゲーム)を対戦台で稼働させていたのは、ある意味余裕があったと言える。ちなみに、私が勤めていたゲームセンターも対戦台で稼働させていたが、それ程インカムは(対戦台として)良くなかったと記憶している。


②「重装機兵ヴァルケン」

メサイアがスーパーファミコンで発売したアクションゲーム。

汎用人型ロボット兵器(アサルトスーツ)を操り、様々なミッションをこなしていく。アサルトスーツはバルカン・パンチ等武器を切り替えて様々なシーンに対応していく。この武器切り替えが一つのゲーム性となっている。

また、主人公キャラの動きに重さが感じられ、ロボットを操作しているという没入感が感じられた。シールドを使用したりローラーダッシュが出来たりと、当時のロボットアニメから大きな影響を受けていた事も、マニアの心に刺さる仕様だった。

とはいえ、個人的には、パイロット等の人物キャラデザインが「うるし原智志」氏だった事が購入の切っ掛けであった。(笑)


当時スーパーファミコンを手に入れたのが、次世代機であるPS・サターンの発売時期と重なる程遅れていたのだが、それは「スーパーレッスルエンジェルス」「悪魔城ドラキュラ」等、自分なりに厳選したゲームだけをプレイする為だった。(逆に言うとそれ程スーパーファミコンでプレイしたいと思うゲームが少なかったという事なのだが・・・

そして、漫画家を目指しながら狭い部屋で夕陽を浴びながらプレイしていたという、なんとなく寂しい記憶があるゲームだ。(笑)


③「クロックタワー2」

ヒューマンがPSで発売した、ポイントクリック型アドヴェンチャーゲーム。

前作から1年後を描く内容だが、ハードがスーパーファミコンからPSに変化した事で、グラフィックが3D描画となっている。当時は、とにかく次世代機は3Dポリゴングラフィックがウリ、という風潮が吹き荒れていて、過去の新シリーズはとにかく3Dになって行く流れだった。

私は、このシリーズはこの「2」が初見であり、初代(スーパーファミコン版)は、知らなかったので、単純に3Dの見た目に面白そうに見えたので購入した。


ポイントクリック型アドヴェンチャーゲームは、それまでのテキストアドヴェンチャーの発展形であり、キャラクターの動きが可視化される事で、より物語の臨場感を感じる事が出来た。この形が更に発展したモノが「バイオハザード」系の、アクションアドヴェンチャーと言える。

ゲームは「シザーマン」という、巨大な鋏を手に襲い掛かってくる不死身の怪物を躱しながら、各ステージをクリアしていく内容。

このシザーマンは、ジェイソンめいたキャラ設定で、基本倒す事が出来ない。主人公達は隠れてやりすごしたり、マップ内のアイテムを駆使して一時的に撃退出来るだけである。この無敵のシザーマンという設定は絶望感を煽る事になり、だからこそ、上手く切り抜けた時のカタルシスが気持ち良いのだ。


ゲームはマルチエンディングであり、全てのエンディングを見る為に、攻略本の世話になったモノだ。かなりやり込んだ記憶があり、夜な夜なプレイしていたものだ。

余談だが、当時は基本どのゲームもアーケードスティックでプレイしていて、格闘ゲーム等で酷使されたスティックを2,3台買い換えた記憶がる。

それ程、当時は一生懸命ゲームをプレイしていた。


<続く>


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