今回は現在私がハマッている小説について述べてみたいと思います。 現在私がハマッているのは、100円ショップ「ダイ○ー」にて販売されている「ダイ○ー・ミステリー・シリーズ」という文庫本。安価に買えるミステリー小説群です。 たまたま暇だったので、買い物ついでに買ってみたのだが、これがまたなかなか面白い。現在30作程刊行されている。火曜サスペンスっぽいものあり、密室モノありと、ミステリーのポイントは押さえてあります。 特徴として(ハンパなく)「読みやすい」と言う事が挙げられます。余計な描写はなく、ストーリーだけをどんどん推し進めていく感じです。肩肘張って読む必要もなく、そういう点ではさすが100円!のお手軽さ。 ミステリーは、暇つぶしにはもってこいの素材だ。犯人探しやトリック推理は気になる内容なので、つい読み進めてしまう。これを手軽に体験させようと思った人は偉い! ただ、本当に暇つぶしの粋を出ていない。本格推理等を読んでいる人は面白くないかもしれないが、ミステリーに興味を持つきっかけにはなるかもしれない。そう考えると、これは結構良い位置にいる作品群ではなかろうか? しかし、この作者達は、一体どういった方々なのだろうか?ハッキリ言って聞いた事の無い方達ばかりだ。セミプロや、プロの方のペンネームでの小遣い稼ぎなんだろうか? とりあえず、全作読破する事を目標としている。そうしたらまた改めてコラムを設けたい。(05/09)
追記 現在店頭から消えていて、結局全て読破する事が出来ないでいる。売り切れ御免の商品だったのか? (08/08)
結局全巻読破する事は出来なかった。思えば、このコラムを書いた当初は、東京から田舎へ帰ってきて職を探してゆっくり時間を過ごしていた頃だ。時間がある為、少しでも興味を引く事に喰いついていたのだと思う。 100円ミステリーに関しては、何でも売ってる100円ショップにまさか小説も?という単純な驚きと、漂うチープさに「誰が買うんだよ!?」と突っ込みを入れながら手に取ったと思う。B級魂に火が付いた、といった所だ。
就職し出歩く事が少なくなってくると100円ショップにもご無沙汰となる。その為読破する事は出来なかった。こういったペーパーバック的な書籍は、持っているだけで満足出来るので全巻コンプリート出来なかった事は悔やまれる。安かろう悪かろうでも、書籍や雑誌に関しては趣を感じるから不思議だ。(17/01)