top of page
執筆者の写真竜騎士

ファイターズヒストリー(ダイナマイト)(アーケード NEO・GEO)

更新日:2023年4月2日


伝説の男 「溝口 誠」

今回のお題は、データイーストの対戦格闘ゲーム「ファイターズヒストリー」(シリーズ)です。ちなみに、ファイターズヒストリーはアーケード、続編であるファイターズヒストリーダイナマイト(以下ダイナマイト)は、同じアーケードでもNEO・GEOからの発売となっている。 基本操作は、いわゆるストⅡタイプの8方向1レバー+6ボタン(ダイナマイトは、1レバー+4ボタン)レバーでキャラの移動、防御、必殺技のコマンド入力等を行い、各ボタンは、それぞれ弱・中・強パンチ(弱・強パンチ)、弱・中・強キック(弱・強キック)となっている。もちろん、レバーとボタンの組み合わせで、各キャラクター固有の必殺技が出せるのもお馴染みのものです。 このシリーズの特徴として、弱点システムがあり、各キャラクターに設定された弱点に攻撃を当て続けると、気絶状態(操作不能)にさせることが出来ました。 しかし、ジャンプ攻撃からの攻防が多い2D格闘のシステム上、頭が弱点のキャラは、不利だった様に思いますが、これは、私が下手だったからでしょうか? ファイターズヒストリーは、ゲームテンポがやや悪かったが、ダイナマイトではゲームスピードのアップに伴い、爽快感もアップした感じでした。しかし、音楽面では、断然ヒストリーの方が良く、私はCDを今も聞いています。(ジャンの曲は、笑えますよ!) さて、私が何故、このゲームを押すのか?それは、数多い使用キャラクターの中の一人、喧嘩百段!「溝口 誠」に惚れたからであります。

”漢”溝口のプロフィールは、出身地 日本、年齢 27歳、職業 高校生! 見た感じは、漫画「魁!男塾」に出てくるような番長スタイルである。そして、各キャラクターに数個備わっている必殺技、彼、溝口の必殺技は・・・ 「虎流砕」 飛び上がらない昇竜拳。ボイスは「こりゅうさい!」 一見対空技のようだが、実際は連続技に組み込んだ方が良いだろう。 ファイターズヒストリーでは、コマンドが難しく出しにくかったが、ダイナマイトでは、割と簡単なコマンドに変更されており、その傾向が顕著になっていた。 ちなみに、対空技としては、しゃがみ大パンチ、立ち中キック等が有効と感じる。 「タイガーバズーカ」 いわゆる飛び道具。虎の形の気合弾です。ボイスは「タイガーバズーカじゃ!」この”じゃ”がポイントでしょう! 少し使いづらい印象です。ちなみにダイナマイトでは、「ごっついタイガーバズーカ」ボイスは「ごーぉっつい!タイガーバズーカじゃ!」なる技も習得しております。しかし、バズーカって・・・

「空中連続蹴り」 相手の頭辺りを空中で回転し、連続で蹴りまくる技。ボイスは「チェストォ!」 私の記憶にある限り、格闘ゲーム初の追加コマンド技。いわゆる波動拳コマンド+キックボタンを連続で入力するという物。 この技には、シビれましたよ。レバーぐるぐる、ボタン連打で出る強い技でした。一発では、ボイスも「チェストォ!」だけですが、出し切ると「チェストォ!チェストォ!チェス、チェストォ!」となり、押せ押せ気分です。

と、まぁ、ボイス関係が熱い彼ですが、勝利時のコメントもキテます。一例を挙げますと「おんどりゃー!わしの鉄拳で、血の海を渡れ!」(VSレイ勝利時)、「おのれみたいなキザに負けるわけにはいかんのじゃ!!」(VSジャン勝利時)など、漢パワー全開です。このようなバンカラなキャラは、今の日本人には 必要なのではなかろうか?(あくまでも雰囲気だけですが・・・) 別項で紹介した「武戯」もそうですが、この「ファイターズヒストリー」(ダイナマイト)は、それ程ヒットしたとは言えないでしょう。しかし、私は、基本的にキャラクターでそのゲームをプレイするか?(購入するか?)を決めています。 魅力的なキャラが一人居れば、私にとっては、クソゲーにはならないのです。(04/08)

最新記事

すべて表示
bottom of page