この「Dark Quest 2」は、いわゆるファンタジー世界を舞台としたタクティクス系RPG。Steamにて絶賛発売中だ。尚、海外製で日本語未対応の為、雰囲気でレビューしていきます。 ファンタジー世界ではスタンダードなキャラクター「バーバリアン」「アーチャー」「ドワーフ」「ナイト」「ダークモンク」「ウィザード」を操り、ダンジョン化した城に住む悪の魔法使いを倒しに行く、というストーリー。(と思われる)
ゲームの進行は、旅立ちの準備から始まる。旅の拠点となる村には様々施設があり、それらを利用し準備を進めていく。
装備品は、それぞれ装備できるクラス(キャラクター)が決まっているアイテムと共通のアイテムがある。
装備の仕方は、購入した装備品をキャラクターのスロットへドラッグ&ドロップする。
装備を整えたら、城のダンジョンへと旅立とう。到着後内部のどのダンジョンを探索するかを選択する。
各ダンジョンは、探索に赴く事が出来るパーティの人数が決まっている為、参加するキャラクターを選択。選択方法は、装備同様スロットにキャラクターをドラッグ&ドロップで決定。
<キャラクター>
「バーバリアン」
攻撃力の高い戦士。魔法は使えないが、特殊能力で攻撃力を上げる事が出来る。ダブルアタック(確率で2回攻撃出来るようになる)とカウンターアタック(攻撃を受けた時に確率で反撃攻撃を出す)は必須スキルだ。
「アーチャー」
基本攻撃が飛び道具の弓。攻撃力は期待出来ないが、接近戦を避けるスキルや不意打ちスキルで上手く立ち回りたい。
「ドワーフ」
防御力の高い戦士。初期スキルで罠発見能力がある。
「ナイト」
イメージ的にはクレリック(僧侶)という感じ。回復魔法を中心に覚える事が出来る。パーティーに居なくてはならないキャラだ。
「ダークモンク」
悪の僧侶(?)。攻撃力、というか攻撃のヒット確率が高く感じる。相手を即死せる魔法等を覚える事が出来る。
「ウィザード」
強力な攻撃魔法を中心に覚える事が出来る。魔法は効果範囲がある為、位置取りを考えなければならない。
ゲーム本編は、クォータービューで描かれたマップを先行側→後攻側と行動していくターン性。行動させるキャラを選択し移動→攻撃を行う。行動範囲内であればアイテムや魔法等の特殊行動の使用も可能。行動範囲は緑のガイドラインで表示される。(設定で無くす事も可能) 敵を倒しながら、ダンジョン内ある宝(金貨や宝石、マジックポット等)を集めていく。無造作に転がっている死体(骸骨)や宝箱からもアイテムが回収出来る。また、シークレットドアや様々なスイッチもある為、画面内はくまなく探索しよう。 ちなみに、マジックポット(画面右上の青いツボ)は、各キャラクターが特殊能力や魔法を覚える際使用する重要アイテム。
敵は基本的に防御力が高く、倒すには位置取りや魔法・アイテムの使用方法が重要だ。
しかし、このゲームで一番の敵は、床や壁に備え付けられた罠だ。罠はアーチャーとドワーフの特殊能力でしか発見出来ないのだが、それにしてもどうしても通らなければならない床(一本道の真ん中とか)に設置されているのは止めて頂きたい。^_^;
基本的に多勢に無勢の状態で戦う事になる為回復が重要。
敵の飛び道具部隊(弓・魔法)や戦闘補助部隊(士気を上げる太鼓持ち等)は優先的に対処していきたい。その為にはアイテム・スキルの取得は必須。
クリアしたダンジョンは何回も挑戦出来るので、序盤に金貨とマジックポットの回収を進めると後が楽と思われる。 魔法使いを倒す目的の他に、3つのアーティファクトを探すクエストもあり、やり込み要素もあるようだ。
D&D等のテーブルトークRPGが好きならば雰囲気に浸れる良いゲームだ。