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  • 執筆者の写真竜騎士

鉄拳7

更新日:2023年4月11日


満を持して(?)対戦格闘ゲーム「鉄拳7」をレビュー。(マルチプラットフォーム対応だが、PC(steam)版でのレビューとなる)

ゲームの説明は不要だと思うが、「鉄拳」はナムコ(バンダイナムコエンターテインメント)が開発した3D対戦格闘ゲーム。

アーケードゲームで開発され、ナンバリングタイトルが増えると共に家庭用に主戦場を移し人気を博している。

個人的にはアーケード登場時にはそれ程(というか全く)プレイした記憶はなく、夢中になったのはPSに移植された「2」だった。アーケードスティックを買い、そのアーケードスティックが壊れるほどプレイしたものだ。

そのうち「3」が登場し、これもPSへの移植を待って大いにプレイした。この「3」が一番プレイしたであろうナンバータイトルだった。

その後、個人的な理由でアーケードは勿論家庭用ゲームをプレイする機会が激減し、鉄拳のナンバリングタイトルも以降プレイする事は無かった。

ゲーム環境が変わり、PCでのプレイ環境が整いようやく購入に踏み切ったのが現在絶賛稼働中の「7」だ。


初代~3登場時は、最初の3D対戦格闘ゲーム全盛期とも言え、「バーチャファイター」「デッドオアアライブ」そして「鉄拳」という、現在でも人気を博すシリーズ作品が勢揃いしていた。


鉄拳の人気を語るうえで外せないのはキャラクター造形だ。

3Dゲームはリアル志向の傾向にあるが、鉄拳は動きに漫画的(というかゲーム的)デフォルメが施されており、これが爽快感に繋がっている。

キャラクター自体の設定も、無茶苦茶な三島家の設定が基本という事もあり、それまでの2D対戦格闘ゲームらしさを取り入れた事がヒットの要因とも言える。

ナムコはアーケード黎明期からキャラクターを描く事が得意で、人気キャラを次々に生み出していた。そんな経験が今でも息づいていると思うと、オールドゲーマーとしては実に感慨深いものがある。

ゲームシステム等の細かい事にはほぼ興味がない。

基本対戦格闘ゲームも対CPU戦を好んでプレイするし、勝負よりはキャラクターを動かす事自体が楽しいと感じる為その傾向は顕著だ。

いわゆるライト層のプレイスタイルだと思うが、このキャラクターを動かす事が楽しい、と思わせるゲームは意外に少ない。

勿論個人の趣味嗜好の部分が大きいが、これだけ全世界で盛り上がりを見せるゲームをシステムだけで語る事はムリがあると思う。

その動かしていて楽しいという原動力は、キャラクター自身の造形や動きだ。操作性も重要。

操作に関しては、1レバー4ボタン対応で、特徴はボタンが人体の左右の四肢に対応している為、直感的に技を出す事が出来る点。なんとなくボタンを押しても、それっぽい技が出るというのは地味な様で実際プレイするとかなり気分が良い。

システム面には興味がない、と述べたが、ニュートラルガードの存在は見逃せない。

ニュートラルガードは、レバーを放している状態で自動で立ちガード状態になるというシステム。レバーでガード操作を行う対戦格闘ゲームでは通常レバーを相手方向と反対側に入れる事でガードする。上下のガードを切り替える必要があり、操作ミスでジャンプ等が暴発する危険もある。しかし、ニュートラルガードであれば、下段ガード(しゃがみ)に集中するだけで大幅に操作ミスが減る。これも地味だが考えられたシステムである。

現在「7」をプレイ中であるが、やはりキャラクターの魅力が素晴らしい。(とはいえ、3以降登場したキャラに関してはほぼ判らない状態だが・・・)

2D対戦格闘からのオールドゲーマーである為、判り易く直線的なキャラクターが好きで女性キャラならば尚良い、と言う感じ。(笑)

プレイ中に付き、どのキャラがベストなのか?という事は述べることは出来ないが、現時点までプレイしてきたキャラを並べてみる。


<ジュリア・チャン>

3の頃主に使用していたキャラ。その為7で(DLCだが)最初に使用し始めた。

中国拳法の使い手で直線的キャラ。何気に投げ技がプロレス技で気に入っている。


<州光>

元は2の吉光のコンパチキャラ。

このキャラもDLCで、2代目州光という設定らしい。

忍者キャラらしいクールさと女性キャラとしての可愛さが備わった良いキャラで、最初にCPU戦モード「トレジャーバトル」で最高段位に上り詰めるまでやり込んだ。


<セルゲイ・ドラグノフ>

3以降の新キャラが全く判らないので詳細不明。

ロシアの軍人(だろう)。

このキャラは、打撃投げのカッコ良さにひかれてプレイした。浮かせて空中コンボという3D対戦格闘の基本的な動きが出来るのでプレイしやすいキャラだと思う。

カスタマイズが面白く、全てのカスタマイズで意地でも素顔を見せないマスクマンにしてみた。(笑)


<アンナ・ウィリアムズ>

このキャラも(ニーナの)コンパチキャラ。(DLC)

3まではニーナの方を使っていたと思うが、7では何故かニーナのイメージが違っているな~、と感じてアンナを使用。(笑)

骨法ベースのムーブがかなり見ごたえがあるし、投げコンボも面白い。

3までの操作イメージでそれなりに動かす事が出来たので楽しくプレイ出来た。


<リディア・ソヴィエスカ>

空手使いでポーランドの首相という謎設定キャラで、現在やり込み中。(DLC)

空手という事で思いっきり直線的なキャラで使いやすい。

また、パンツ・スカートを問わずどの衣装や髪型も似合う為、カスタマイズが楽しいキャラ。


見た目は勿論だが、やはりどのキャラも「動かしていて楽しい」気分にさせてくれる。これだけで十分なところがライトユーザーである。(笑)


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