今回紹介するのは「四のの目」。
steamで発売中のロジック型アクションゲーム。
陰陽師見習いの少女「よの」を操り「あやかし」の住まう屋敷を祓い清めていく。
見降ろし画面で戸口(襖等)を潜る事で画面が切り替わる初代ゼルダ式ゲーム画面。
基本は「あやかし」の住まう屋敷を探索し出口に向かうという流れ。道中手に入れるアイテムを駆使し「あやかし」を退治していく。
「あやかし」にはそれぞれ固有の弱点があり、対応したアイテムで退治しなければならない。ここがロジック的な要素で、限りあるアイテムをどこでどの敵に使用するかを考えながら進めていく部分がゲーム性であり面白い所。
各「あやかし」はいきなり登場するわけではなく、戸口前で前兆(うめき声等)を感じる事で、先の部屋に居る「あやかし」の正体を知る事が出来る。ここで、手持ちや道中に落ちているアイテムの使い方を考えなければならない。所持出来るアイテムも限りがあり、どこに予備を置いておくか等、戦術的要素がかなり強い。
また、アイテムだけではなく、罠の部屋に声を出して敵をおびき寄せて一網打尽にしたり、と地形を利用した戦術も必須。
敵を誘導する等のアクション要素はあるが、アドリブだけではクリアは不可能。最初から最後までキッチリと手順を考えなければクリアはおぼつかない。
トライ&エラーで正解の道を切り開いていく、詰将棋的面白さが理解出来れば楽しめるゲーム。
主人公のコスチュームデザインや見降ろし方のゲーム画面から、オールドゲーマーはタイトーのアクションゲーム「奇々怪々」を連想するだろう。そういった意味も含めてプレイモチベーションは高い方だと思うし、キャラクターを含めたゲーム世界観も雰囲気が良く、ローグライクモードも搭載されており、長く遊べる良質ゲームだ。
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