今回紹介するのは「Valefor」。steamで発売中のローグ型RPG。
4つの種族からパーティメンバーを選抜し、ダンジョンを攻略していく。
種族は「人間」「エルフ」「オーク」「使い魔」の4種で、それぞれの種族に「戦士」「聖騎士」「盗賊」「ガンナー」「魔法使い」「賢者」のクラスが存在する。
種族毎のクラスで特徴が異なる為、有利なパーティを組む事がゲーム性となる。
・・・RPGと紹介したが、プレイヤーが出来る事は、戦闘前のユニット配置と所持アイテムの合成と分配のみ。
マップ内のゲートに入る事で戦闘となるが、戦闘はオートバトルだ。
戦闘に勝利する事で宝箱からアイテムをGETし、それらを合成してより強力なアイテムを作り出していく。
また、いくつかの戦闘後にランダムでパークを得る事が可能。パーティ構成に合ったパークを設定し、ダンジョン攻略を目指そう。(余談だが、個人的に攻撃スピードUPや対魔法防御力を上げるパークが重要だと思う)
パーティには耐久値があり、その数値内であれば戦闘に勝っても負けてもダンジョンの先に進む事が可能。(当然、最終ゲートは勝利しなければクリアとならない)
尚、ダンジョン攻略後はGETしたアイテムを持ち越せないので、常に初期状態から攻略が始まる。
ダンジョン攻略が成功しても失敗しても、終了後は街に戻る。
街で出来る事は、基本的にキャラクターの強化だ。建物を建設する事でそれぞれの建物の所属種族がパワーアップして行く。尚、強化にはダンジョンから持ち帰るお金が必要だ。
同じアイテムを3つ建設・召喚する事でパワーアップしていくので、後半に行くにつれパワーアップには資金が必要になってくる。その為、繰り返しダンジョン攻略に向かう事になる。
各ダンジョンは(パーティの体力がある為)短時間での攻略となり、周回プレイへの配慮がされている。オートバトルはキャラの動きのアルゴリズムが不明でもどかしいのだが、まぁ、オートバトルとはこういうモノだろう。
ここまでの解説である程度判ると思うが、繰り返しプレイが苦でなければそれなりに楽しめるゲームだ。ただ、アイテム収集・パーク選択がランダムなだけに、最終的には運ゲーとなっている。その辺りの限界を楽しめるかどうかが長く遊べるかどうかの分かれ目だ。
個人的には、ちまちまとパワーアップして行く様が面白いと感じるので、長く遊べるゲームだと思っている。
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