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  • 執筆者の写真竜騎士

エンター・ザ・ドラゴン途中経過


第1回エンター・ザ・ドラゴン大会は、各地で順次開催されている。今回は格闘女王シーナとセクシー女王マダム・レインの一線を実況。 <及川史奈>VS<マダム・レイン> シュートボクシング出身の異端者及川史奈と米国からのプロレス留学生マダム・レインの一戦。 及川はやはりその打撃力が武器。また、シュート出身らしく関節技も得意だ。格闘技からプロレスに転向し日が浅い及川だが、日頃から自分の打撃に確固たる自信を持っている。今回の大会は武者修行の趣で自分の力を試す絶好の機会と感じている様だ。 対するマダム・レインは、米国からのプロレス留学生。ヒールながら、その類い稀なプロポーションとボンテージ風コスチュームで男性ファンを魅了している。ファイトスタイルは昔ながらのヒールで、得意技は凶器攻撃という徹底ぶり。格闘家と真正ヒールという一見噛み合わなそうなこのカード。果たしてその結末は? 序盤は両者様子見の展開。マダム・レインは及川の打撃を意識してか脚への攻撃が多い。 1分30秒、一瞬のスキをついて及川の必殺技「ハリケーンラッシュ」が炸裂!だが、カウントには至らない。反撃とばかりにマダム・レインも必殺の「ストマック・バスター」!こちらもノーカウント。序盤からヒートアップの予感だ。 そんな両者の想いが表れたのか、5分42秒から両者が場外でやりあう。シーナが場外でのデンジャラスパイルドライバーやハリケーンラッシュでの猛攻。 7分経過後、マダム・レインをリングに引き上げコーナーからのボディプレスでフォール。カウントは2。マダム・レインもニークラッシャー等で反撃するが、及川のラッシュは止まらない。8分32秒パンチラッシュからランニングエルボー。しかし、この猛攻を耐えたマダム・レインが反撃を開始する。 12分10秒、マダム・レインの必殺技ストマッククラッシュで反撃。カウントは2。 13分52秒、及川が起死回生のハリケーンラッシュ!カウントは2.9! この追い込みで目が覚めたかそれとも追い詰められたか、マダム・レインが凶器攻撃!及川の額が割れる。16分過ぎにも再び、三度と執拗な凶器攻撃。リングが血に染まっていく。

及川は完全にグロッキー状態。それでもパイルドライバーからのパンチラッシュで最後の反撃を試みる。しかし、カウントは2.9!ここで完全に心が折れた及川にマダム・レインが必殺のストマッククラッシュを炸裂させ、フォール。 エンター・ザ・ドラゴン初の流血戦は、マダム・レインの勝利となった。


一見水と油の様な組み合わせであったが、蓋を開ければ観客の満足度が高い一戦となった。マダム・レインのヒールとしての素質が遺憾なく発揮された試合と言える。一方の及川は慣れない流血に苦しんだ。プロレスの洗礼を受けた試合となってしまった。

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