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竜騎士

エンター・ザ・ドラゴン途中経過7

更新日:2023年4月3日


かくも遠い竜の道・・・己の実力に打ちひしがれる可憐な華よ。 人気と実力が伴わない事に悩み続けるラヴィアン友美。その思いは今大会に掛ける意気込みとなっていたハズだ。しかし、試合を重ねるにつれ、その意気込みと共に悩みも大きく膨れ上がっていった。このままではいけない!実力があっての人気でなければただの客寄せパンダ、道化だ。その思いは己自身を締め付けて離さない。それが試合に直結してしまう所にラヴィアンの弱さがある。このプレッシャーに打ち勝つ事だけに執着していると、結果はいつまでも出ないのではなかろうか?


<マダム・レイン>VS<ラヴィアン友美> 序盤はマダム・レインがラフ殺法でラヴィアンの動きを牽制。 7分過ぎから試合が動き出す。ラヴィアンがダイビングヘッドバットからブリッジ式足4の字固め、スリングブレイドとラッシュ。マダムレインはストマックバスターを返すが、ラヴィアンはクロスアームドライバーで更に返す。

この所負けが込んでいるラヴィアンの執念が垣間見える攻撃だ。 しかし、マダム・レインはそんなラヴィアンの気持ちを逆撫でするかの如く、ダブルアームDDTからアームブリーカー、顔面ウォッシュとやりたい放題。

12分過ぎ、ラヴィアンが必殺のダイビング延髄ニードロップを炸裂させるが、これもマダム・レインはダブルアームDDTからのココナッツクラッシュで対抗。この時点でマダム・レインの体力に余力が見えた。

ラヴィアンは気力で必殺技クリスタルバニッシャーを繰り出すが、カウントは2.9!

それをしのいだマダム・レインが、落ち着いて拷問式片エビ固めでラヴィアンを仕留めた。


試合評価を見れば一目瞭然だが、観客の満足度は高いいい試合だった。ただ、ラヴィアンの気持ちとシンクロした試合ではなかっただろう。このラグにラヴィアンが気付いた時が、真の実力者に目覚める時だろう。

その他の試合結果。

実力派レスラー月影が絡みつくスパイダー・Tの関節技を、その柔らかい関節で受け流し勝利!この試合の月影は乗ってた。ローリングクレイドルは都合3回繰り出す大盤振る舞い。

最後は、スープレックスの女王らしく華麗なジャーマンで仕留めた。

元気玉、里の試合はこの所評判が高い。そんな勢いに乗る里に雷光寺は序盤押されまくるが、地力で勝利。エンタメ攻撃に付き合う度量も付いてきた里。雷光寺の華麗な空中殺法も飛び出した。


元気娘鳳かえでは、元ボディビルダーの怪力美女ダイアナ・ヴァンラーと対戦するも、そのパワーに終始圧倒され、良い所なく敗退。 最後は、キン肉バスターで仕留められた。

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