.jpg)
今回紹介するゲームは、「Love Letter」。steamにて絶賛発売中のカードゲーム。
王女（姫）にラブレターを渡す事をモチーフとしたカードゲーム。
配られる手札は2枚で、順番に1枚づつ場にオープンして相手のカードを攻撃。カードの優劣で相手を蹴落として最後まで生き残るか、最終得点が多い人が勝利する。
＜勝利条件＞ ①姫カードを最後に持っている。
②（姫カードを誰も持っていない場合）一番攻撃力の高いカードを持っている。
と、勝利条件はいたってシンプル。
ここに至るまでに、各カードの特性を生かし相手をゲームから脱落させる為の読み合いが始まる。
以下、カードの種類と特徴を記す。 カードの左上に数字があり、これが攻撃力となる。同じく左側面に記された星はそのカードがゲーム中に存在する数で、オープンされる毎に星が塗りつぶされていく。（これでどのカードが残っているか予測する事が出来る） ＜衛兵＞
カードを出して相手の持っているカードを指名する。相手が指名したカードを持っていた場合、相手をノックアウトしてゲームから脱落させる事が出来る。
バクチ要素は高いが、カードが多く存在する為いつでも相手にプレッシャーをかける事が出来る。（下手をすると、初手でゲームから脱落させられる事もある）
＜僧侶＞
他のプレイヤーのカードを見る事が出来る。 このゲームでは、自分のカードを知られる事は、ゲームからの脱落を意味する為強力なカードと言える。
<男爵＞
自分の持っている（もう1枚の）カードと相手のカードを対戦させる。 攻撃力の高い方が勝利し、負けた側はゲームから脱落する。 ＜女中＞
自分のカードを1ターン他の相手の攻撃から守る。 対戦相手が多い程1ターン分山カードを消費させる事が出来る為、終盤で使う事で逃げ切る事も可能。
＜王子＞
相手のカードを強制的に捨てさせて新しいカードを引かせる。 姫を持つ相手に使用する事で、相手をゲームから脱落させる事が出来る。（ボーナスポイントももらえる）
＜王＞
相手のカードと自分のカードを交換する。
手順によって相手のカードが判る事になる。 攻撃力も高い為 強力なカードだ。
＜伯爵夫人＞
攻撃力は高いが、このカードと王または王子を持つ事が出来ない為、 手札が王か王子だった場合このカードを捨てなくてはならない。 また、 もう1枚が、王や王子ではなくても捨てる事が出来る為、ブラフとして使える。
＜姫＞
このカードを捨てるとゲームから離脱しなければならない。
姫が脱落した場合は、最後に一番攻撃力のあるカードを持っていた人が勝利となるが、同じ攻撃力が同率だった場合は、それまで使用したカードの攻撃力の合算が大きい方が勝利する。
＜総評＞
全8種類という少ない種類のカードで優劣を競い合う。
姫を持ち続ける事で勝利は確定するが、 衛兵・王子などで狙い撃ちにされる可能性もある為単純ではない。 各カードの特性から相手のカードを予測するという、単純だが気軽にハマるには奥が深いシステムが面白い。 衛兵・王子の存在はゲームを速攻終わらせる可能性があるが、それでなくても手持ちの札が2枚で1ゲームはすぐに終了する為、カジュアルに息抜きが出来るゲームだ。