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  • 執筆者の写真竜騎士

DE・JA

更新日:2023年4月12日

<注意>

以下は、アダルト作品のレビューに付き、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。


今回紹介するゲームは「DE・JA」。

1990年に「エルフ」より発売されたコマンド選択式アドヴェンチャーゲーム。

エルフに関しては、私個人の人生に影響を与えたゲームメーカー(の一つ)であり、語るべき事は多数あるが、今回は初期の名作アドヴェンチャーゲーム(AVG)「DE・JA」を紹介していく。

尚、この作品は続編であるDE・JAⅡが発売されているが、今回は初代の紹介とさせて頂く。


考古学者「はつしば りゅうすけ」(デフォルトネーム 変更化)が、とある事で手に入れた不思議な杖の謎を追い、冒険の幕が開くトレジャーハントAVG。

ストーリーは一本道だが、途中特殊カードを使うシーンがある。特殊カードはカラーチャートで、進行上指示のあった時に見ながらゲームを進めて行く仕様だった。カードは当時モノには別封筒に封入され、ウィンドウズ対応マルチパックでは説明書に記載されていた。


以後、グラフィックストーリー的に作品を紹介していく。




ピラミッド内で新たな玄室を発見し、お宝にワクワクしていると美女に声を掛けられる。しかし、突然美女が怪物に変身し、奈落の底に突き落とされる!・・・という夢を見ていた所電話のコールで目覚める。


電話の主は、主人公のファンである斉藤さん。折り入って話があるのでこれから伺いたいという。斉藤さんは不思議な杖を主人公に見せに来た。骨董屋でこの杖を手に入れた斉藤さんは、それ以降金髪美女が登場する不思議な夢を見るようになったという。考古学に新風を吹き込む主人公に、この杖の鑑定の依頼に来たのだ。

この斉藤さんが持ち込んだ不思議な杖が、主人公の新たな運命の歯車を回し始める・・・


斉藤さんが杖を購入したという骨董屋を訪れる。珍妙な爺さんが経営するこの店で、杖はエキゾチックな婆さんから水晶玉と対で買い取ったという情報を入手。水晶玉は杖が売れた後横柄なジジイが買い取ったらしい。セットになる事が重要なのか?何れにしろ気になる情報だ。


部屋に戻って今までの出来事を検証しているうちに、何だか眠くなってきた。

すると、夢の中に金髪美女が登場。彼女は斉藤さんが見た不思議な夢に登場する美女なのか?

杖を手にした途端に、斉藤さんと同じ夢を見るなんてただ事ではない。斉藤さんに杖や夢についてもう少し詳しく話を聞こうと、斉藤さんが勤める太平洋電気に赴く事にする。




太平洋電気を訪れ、可愛いけど癖のある2人の奇妙な受付嬢を通し斉藤さんの秘書「越谷はるな」さんと面会。

しかし、その越谷さんから衝撃の事実を知らされる。

なんと、斉藤さんが交通事故で亡くなったというのだ・・・



斉藤さんの実家の住所を聞き、ご家族に詳しい話を聞く事にする。


訪れた斉藤邸で出迎えてくれたのは奥様の亜美さん。しかし、あまりにも若いので最初はお手伝いさんかと勘違いしてしまった・・・(;^_^A

斉藤さんは、ひき逃げで亡くなったという。これは、偶然だろうか?杖の入手や夢の内容との関係は不明だが、何となく不穏な空気を感じる。

斉藤さんが亡くなったので、杖を調査する意義は無くなったと、杖を返却しようとすると、亜美さんは主人公に杖を託す。

杖に興味津々の主人公はありがたく受け取り、調査を再開する。


杖には奇妙な金色のリングが付けられており、そのリングには古代エジプトのヒエログリフの様な文字が彫り込まれていた。

エジプトと言えば、同じ考古学仲間の「本田美々子」(通称がちゃ子)の知識が役立つかもしれない。


久し振りに連絡を取り、がちゃ子のマンションにやってきた。



がちゃ子に杖を手に入れたいきさつを話し、ヒエログリフの知識を応用できないかと尋ねるも、やはり、ヒエログリフとは似て非なる文字である事が判っただけだった。

がちゃ子の提案で、学会の資料室に何かヒントが得られるかもしれないという事で、2人で学会に赴く事にする。学会本館に出禁を喰らっている主人公は変装し、がちゃ子の助手として潜入する事となった。



いかつい警備員をやり過ごし、本館内に潜入成功。しかし、資料室前で理事長「日向雷蔵」とバッタリ出くわしてしまった。変装しているので何とかごまかしたが、この理事長は主人公とは犬猿の仲。バレたらただでは済まないだろうな・・・

2人掛かりで膨大な資料と格闘するが、全く手掛かりがつかめない。

がちゃ子が考古学だけにとらわれすぎかも、と言い出した事を切っ掛けに、一端頭を休める為に解散する事にした。


自室で考えを巡らせているが一向に思考が定まらない。

がちゃ子の考えも聞こうかと、がちゃ子のマンションに出掛ける。遊びでマンションのアーチに登ろうとしたら、警察官に咎められてしまった。しかし、警官は主人公のファンであり、お咎めなし。大丈夫か、日本の治安・・・(;^_^A



太平洋電気で斉藤さんの遺体が警察から家族に返されていない事を聞き、亜美さんに事情を聴きに行く。なんでも警察では事故に不審点があるという事で単なる事故死とは考えていない様子。どういう事だ?

考えを巡らせていると、件の警察官にバッタリ遭遇。彼から何か聞き出せないか、と尋ねると、どうやら斉藤さんの帰宅時間と事故に遭遇した時間に30分程の差異があるらしい。

果たして、これはどういう意味なのだろうか?


太平洋電気のはるなさんに聞くと、斉藤さんは当日普段通りに退社したという。

独自の聞き込みで、骨董品屋にも立ち寄っていない事が判明。

普段から通勤時間には寸分の狂いの無かった斉藤さんの空白の30分・・・きな臭い臭いが立ち込めてきた。



一端考えを整理しようと事務所に戻ると、ドアの隙間に手紙が挟んであった。

手紙は、日向雷蔵名義で学会からであった。しかも、その内容は、杖については個人で所有するものではなく、学会で管理する遺物である為、学会に寄贈する様に、というモノ。

ちょっと待て!

なんで学会が杖の存在を知っているんだ?

杖の存在を知っているのは・・・斉藤さんの奥さん、骨董屋のじいさん、そしてがちゃ子だ。斉藤さんの奥さん、骨董屋のじいさんが学会とつながりがあるとは思えない。となれば・・・


がちゃ子~!


がちゃ子のマンションに乗り込み、手紙について激しく問いただす。白を切るがちゃ子を無理矢理あ~してこ~してと騒いでいると、部屋の奥から聞きなれない女性の声が。

声の主は、がちゃ子の遠い従妹のかおりちゃん。こう見えて高校生という驚きの人物。ノリの良い子だが、学校で占星術部に所属しているという。

そのかおりが、杖に刻まれたヒエログリフモドキのシンボルに心当たりがあるという。シンボルは占星術で使われているものかもしれないというのだ。

そこで、占星術の権威新宿の父に聞けば、何か判るのではないか?というのだ。

なるほど、これは盲点だった。

今はそれしか手掛かりがない、という事で早速新宿の父に会いに新宿へ行く事にした。




さて、新宿に来たが、案内役のかおりが肝心な新宿の父の場所があやふやだという。

かおりたちをナンパしてきた男たちに聞き込んで場所を確認し、何とか辿り着く事が出来た。


この掘立小屋が新宿の父か?

店の前でたらいで洗濯している女の子がいたので話を聞くと、彼女は新宿の父の弟子でりゃんりゃん。かなり怪しい日本語の彼女が言うには、新宿の父は瞑想中で誰にも会わないという。そこを何とか!と騒いでいると、中から新宿に父の声が聞こえた。取りあえずうるさいから中に入れという。

新宿の父と対面。

新宿の父に事情を説明すると、杖に刻まれた文字は、古代エジプトの黒魔術に使われたもので、それぞれ地球をはじめとする惑星を現わしているという。口伝されていた幻の文字が何故使われているのか、と新宿の父も興味を持ったようだ。

詳しくは、実物を観てからという事になり、みんなと別れ自室に戻る事にした。


・・・!?

帰ると部屋が荒らされている!?

杖を探すが、やはり無い!

呆然としているとがちゃ子から電話があり、なんと、がちゃ子の部屋も荒らされていたという。そして、がちゃ子の部屋からは杖に関するメモが消えていた。

これは、完全に学会が杖を目当てに侵入したに違いない。

取り敢えず、お互い部屋を片付けてから会って話し合う事にした。


数時間後、がちゃ子のマンションで合流。

状況的に学会、というか日向が杖を持ち出したことは間違いない。杖は何処にあるかは不明だが、日向には一言文句を言わなければならない。

しかし、主人公は学会に入る事が出来ない。そこで、またがちゃ子に手伝ってもらう事にした。取りあえず、がちゃ子に先行して学会に行ってもらい、警備員をおびき出して貰う事にした。


続く・・・

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