今回紹介するゲームは、「MudRunner」。
steamにて発売中のオフロードを走り物資を基地に運ぶゲーム。ジャンルとしてはドライブシミュレータに近い。
ゲームはガレージから始まり、マップ内の2つの施設に物資を運ぶ事が目的となる。
2つの施設のうち1つは別のガレージ。(無い場合もある)
もう一つは木材(丸太)製造所(Log Mill)
それぞれ運ぶ物資が違い、運べる車両が異なる。
マップは所々隠されていて、Watchpointを訪れる事で一定範囲のマップが開放される。
watchpointを訪れるまでは、自分が走破した部分しか判明しない。
物資を運ぶには正確な地図が必要不可欠な為、先ずは小回りの利く小型車両でマップを完成させる事から始めよう。
マップが完成したら、ガレージ、または丸太製造所へ物資を運ぶ。
各施設には専用の車両で物資を運ばなければならない。
ガレージで車両のアタッチメントを交換し各物資を運ぼう。
(尚、ガレージでは車両のダメージを回復する事が出来、一定量のガソリンも補給される)
各施設を開放するには、特定のポイントが必要。運ぶ物資にポイントがあり、物資を届ける事でポイントが加算される。
ガレージではアタッチメントを変えるだけで物資が積載されるが、丸太は専用アタッチメント車両で、木材ステーションという場所に丸太を取りに行かなければならない。 全ての施設に決められたポイント分の物資を届ければゲームクリアとなる。
尚、当然ながら走行にはガソリンが必要。当然悪路を走る為、全輪駆動での走行はガソリン消費が激しい。燃料不足時はマップ内のガソリンスタンドで補給しよう。
オフロードを走る、という事で車体は障害物や水没、転倒等でダメージを負う事がある。
ダメージはガレージで回復できるが、ダメージを受け過ぎたり、地形(泥や水溜まり、川)にハマった場合は、他の車両で牽引や救助を行う必要がある。
マップには他の車両が配置されており、アンロックする事で使用可能となる。アンロックするには車両に近付くだけで良い。
各車両にはウインチが備えられており、範囲内の地形に打ち込む事で車体を引き寄せる事が出来る。泥道などでハマった場合先ずはウインチでの脱出を試みよう。
<総評>
ドライブゲームとはいえ、スピード感は皆無であり、何かと競争する要素もない。
ひたすら泥にまみれ悪路をのろのろと走り木材を届ける。
これだけ聞くとどこが面白いのか?と思われるだろう。
確かにこのゲームの面白さを伝える事は少し難しい。
どんなゲームにもプレイヤーを惹きつける付加価値が存在する。
判り易い例は得点で「ハイスコア」が目標となるし、男性目線で言えば脱衣麻雀で勝つ毎に女性キャラを「脱がす」事が付加価値だろう。
このゲームの付加価値を考えると、「操作感覚」だろうか?
ぬかるみをゆるゆると脱出する時の緊張感と、脱出した時の勢い。確かにニッチな感覚ではあるが、判る人は判る感覚だろう。
ニッチで地味なゲームではあるが、ゲームのPVやプレイ動画を観て何かを感じた人ならば是非プレイして頂きたいゲームである。
*尚、今回のレビューはイージーモードでのプレイレビューである。ハードモードでは丸太を積む時にクレーン車が必要等、更に煩雑さがUPする。
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