
今回読破したのはこちらの2冊。「美少女脱衣麻雀スーパーガイド」アーケード編・パソコン&家庭用ゲーム機編 前田尋之・監修
脱衣麻雀ゲームについてのムック2冊で、それぞれアーケード編、コンシューマ・PC編という内容。
アーケード編はメーカー別、コンシューマはハード別で発売された麻雀ゲームを紹介している。
章ごとの区切りでコラムが挟まれているが、ほぼ画像を前面に押し出した紹介記事が続く。
まぁ、麻雀ゲームは、システム云々というより女の子の画像がメインなのでこのような内容になる事は仕方がない。
しかし、紹介されたゲームを見ていると、コンシューマに関しては、ほぼアーケードからの移植作品であり、パッと見比べてみても違いが良く判らない。
コンシューマは、レーティング関係でアーケードの移植がままならない云々という説明があるが、その説明にわざわざ別の書籍として分ける必要があるだろうか?
元々アーケードゲームから始まったジャンルであれば、歴史を追う様に1冊の書籍としてまとめた方が見やすいと思う。
同じゲームを何冊にも分けて紹介する事に意味が感じられない。100歩譲って分けてもいいが、その分紹介ゲームのボリュームを上げて差別化を図るべき。
ムックの特性上、読者はプレイ画面での女の子が見たいのであろうし、各機種毎のグラフィックの違いを知りたいという人でも1冊の本でまとめた方が判り易い。
コラム自体も重複が見られ、完全に個人的な偏見だが、アコギな商売をしていると思う。
資料的価値もあまり見いだせないので、正直お勧めできる書籍ではない。誤字等校正ミスも散見され、適当にやっつけ仕事で作った感が拭いきれない。
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