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今回は「DEAD OR ALIVE 6」を紹介。
シリーズのナンバリングタイトルである「DEAD OR ALIVE 6」については、別コラムでも述べているが、キャラクターゲームとしての評価が芳しくない。
しかし、対戦格闘ゲームとして見ると、評価は異なる。
個人的に思う３D対戦格闘ゲーム御三家は「バーチャファイター」「鉄拳」そして「デッドオアアライブ」だが、中でも一押しはデッドオアアライブだった。
実は、バーチャファイターは初代からほぼプレイした事が無い。コレについては、初代のローポリゴンにプレイ意欲を掻き立てられなかったからであり、それをグラフィックが進化した今でも引き摺っているのだ。
この事からも私がビジュアルメインでゲームをプレイしている事が伺えるだろう・・・^_^;
鉄拳は、最近になり７をモリモリプレイしていたが、急速に熱が冷めた。キャラクターカスタマイズも出来るし、キャラクターを動かす事が楽しいゲームでお勧めではあるが、鉄拳がデッドオアアライブと異なるのは、キャラクター自体というよりは、キャラクターの動きが面白いのだ。この辺りは、実際の格闘技が好きという部分が出ている。あの技を自分で出す事が出来る、という様な楽しさだ。この部分は、モーションキャプチャーデータを上手くゲームに落とし込んでいると感じる。
上記2作品と異なり、デッドオアアライブはキャラクター自体が好き、と言い切れる。
初代から女性キャラクターを描く事に異常な力を注いできたシリーズだけあり、女性キャラは格闘ゲームを飛び出して活躍しているわけだが、本家格闘ゲームでもその魅力は落ちない・・・はずだった。が、まさかのリアル路線への舵切りで違和感が噴出。
それでも、キャラによっては良くなっていたりするし、新キャラに関してはかなり良いモデルだと思う。
\さて、格闘ゲームとしてはどうか、という事だが、やはりシリーズの要である「打撃」「投げ」「ホールド」の３すくみシステムに尽きる。
そのホールドは、2以降コマンドが複雑になり、読み勝つ以前に操作が間に合わないという現象で、ウリであるはずのホールド無しで戦うという事をしていた為、正直飽きるのが早かった。
５からコマンドが簡単になり、プレイしやすくなったし、実際キャラクターモデルも好みなので５は少しプレイし続けたが、４までのホールドアレルギーが残っていた為か、ホールド率が上がる事が無かった・・・^_^;
６も、当初は再三述べているキャラクターモデルの変更とコスチューム問題（それとPCのパワー不足）が重なり、5からの流れでだらだらとプレイしていただけだった。
しかし、好きなキャラクターである「ミラ」を使用していくうちに、ホールドが少しづつ取れる様になっていった・・・というより、ホールドのコマンドをようやく理解したのだ・・・^_^;
最近の格闘ゲーム全般に言えるのだが、私はコマンド表を見ずに今までのプレイ感覚でプレイしている。その流れで、ホールドコマンドが簡略化された事を知らずに２以降の様に複雑なホールドコマンドでプレイしていたのだ。
そのホールドが、1コマンド、しかも上・中（パンチ・キック）・下段という4種のみでかなり判り易くなっている事にようやく気付いた。(笑)
後は、プレイしながらコンボの見切りとタイミングのみ。
そのプレイを続けるモチベーションとして、ミラがいた事は大きい。
プレイモチベーション維持のもう一つのシステムがシアターモード。プレイの様子を録画し、動画を自由に撮影できるモードだ。
録画された動画は、所定のカメラアングルだけではなく、360℃自由に観る事が可能。勿論ズームも自在だ。
そして、バレーボールゲームの様に一時停止から撮影が出来る。技やホールドが決まった瞬間等を撮影しまくるのだ。
女性キャラのコスチュームと技の加減で、ナイスアングルを狙ってカメラを動かす事が実に楽しい！この辺りは、さすが女性キャラを描く事に特化してきた、デッドオアアライブの真骨頂と言えるだろう。
こういったモードは、デッドオアアライブのゲーム性の一つであり、モチベーション維持には欠かせないだろう。
現在はミラに代わり、新キャラクター「NiCO」を持ちキャラにしてプレイしている。
ホールドは、技の読み合いという本来のシステムとしてはもちろん、私の様な素人救済としても優れたシステムだと思う。勝てないまでも、ホールドにより一矢報いた感を味わえるだけで、ゲームとしては成功していると思うのだ。
同様に、ブレイクゲージを使用した大ダメージ技ブレイクブローや、どの属性も返すブレイクホールドも、素人には一発逆転の可能性を見せてくれる良いシステムだ。
そして、気のせいかも知れないが、５よりテンポが良い様に感じる。
そんなわけでキャラクターゲームとしてはイマイチの評価であっても、対戦格闘ゲームとしては、やはり御三家に入る面白いゲームである。
こんな、あからさまなビジュアルもデッドオアアライブならではだ。(笑)
とにかく、NiCO推し！(笑)
更に時が過ぎ、現在はNiCOに代わり「紅葉」を使用中。（23/04）
＊プレイ動画